Audi RS Q e-tron E2 @ Morocco [2023]

2023/10/14
19:00

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モロッコでテストを行った、「アウディ RS Q e-tron E2」。

"チーム・アウディスポーツ"は10月を利用して、2024年の『ダカールラリー』に向けた徹底的な準備を進めている。

チームは、来年1月の大きな目標に向けて一歩ずつペースを上げ、要求を高めている。
5月には、サウジアラビアで最初のシーズンテストが行われ、7月にはスペイン・サラゴサでさらなるテストを行った後、『バハ・アラゴン』に参加した。
アウディのモータースポーツ責任者であるロルフ・ミヒェルは、「10月は『ダカールラリー』以来、最も集中的な作業が行われることになります。」と語り、「これでチーム全体が再び協議モードで働けるようになりました。『ラリー・デュ・マロック』は、『ダカールラリー』の多様な要件を反映した地形であるため、テストに理想的です。」と続けた。

モロッコでのテストは、10月3日から8日までの6日間、"Qモータースポーツ"とともに行われた。
マティアス・エクストローム（スウェーデン）とエミル・バーグクビスト（スウェーデン）、ステファン・ペテランセル（フランス）とエドゥアール・ブーランジェ（フランス）、カルロス・サインツ（スペイン）とルーカス・クルス（スペイン）の3組のドライバーチームは、それぞれ2日間を担当。
「RS Q e-tron」は、合計3,000km以上を走行。その過程で、チームはセットアップをさらに改善し、新しいタイヤとコンポーネントをテストすることに成功した。しかし、プロトタイプに対する負荷と要求が増加する過程で、エンジニアは冷却システムの一つに異常があることにも気づいた。

10月13日～18日にモロッコで開催される『ラリー・デュ・マロック』には、3組のドライバーペア全員が出場。
イベントではプロローグと5つのラリーステージが参加者を待ち受け、スケジュールには計時区間1,449km、総距離2,219kmが含まれる。
"チーム・アウディスポーツ"は昨年、通常の分類ではないオープンクラスで参加。今回は、『FIA 世界ラリーレイド選手権』第5戦に登録参加者として、トヨタ、フォード、プロドライブなどとの厳しい競争に挑むことになる。
ロルフ・ミヒェルは、「これは私たちの現在の状況を適切に評価するものです。同時に、チーム全体が協議モードに戻り、2024年の『ダカールラリー』に向けてすでに実装したすべてのことを検証するのに役立ちます。」と述べた。
グラベルロード、砂地、砂丘など変化に富んだラリーは、『ダカールラリー』の準備に適した代表的なコース。