Audi R8 LMS GT3

Audi R8 LMS GT3 "Wins at Motegi" [2023]

2023/07/25
19:28

7月22日～23日に栃木県のモビリティリゾートもてぎで行われた、『FANATEC GTワールドチャレンジアジア』の第4戦。

アウディスポーツ・カスタマーレーシングアジアの開発プログラムは、厳しいインターナショナルレースで過去最高成績を記録した。
"アウディスポーツアジア・チームアブソリュート"11号車の「アウディ R8 LMS GT3」が、今季初勝利を達成。ジェームス・ユー・クアイ（中国）とアンドリュー・ハリアント（インドネシア）は、もてぎで圧倒的な成功を祝った。

22日のレース1で、ハリアントは予選3番手からスタートし、ポジションを一つ上げる。
この時点では、"ファントムプロレーシング"29号車の「アウディ R8 LMS GT3」を駆るリン・カン（中国）が前を走っていたため、アウディが1-2体制となった。
29号車は既定のピットストップでカオ・チー（中国）にコックピットを引き継いだ後もリードを維持していたが、チェッカー24分前にユー・クアイがチームメイトをオーバーテイク。
チーはプレッシャーにさらされながらも総合9位でシルバーカップのクラス優勝を獲得。一方で、アウディスポーツアジアのジュニアドライバーであるユー・クアイはチェッカーまでにリードを21.9秒に広げ、初勝利を喜んだ。

33台のマシンで争われたレースは、熾烈だった。
ハリアントは、今回の優勝により『アウディスポーツアジアトロフィー』のリーダーとして、その差を広げた。

＜リザルト - レース１＞
１．[#11] Audi R8 LMS GT3 evo II / A.Haryanto, J.Yu ： 32周 / 1時間01分52.951秒
２．[#18] Porsche 911 GT3 R / Y.Kamimura, H.Nagai ： +21.965秒
３．[#37] Mercedes-AMG GT3 EVO / A.Liu, F.Schiller ： +22.781秒
４．[#88] Mercedes-AMG GT3 EVO / H.H.Prince A.Ibrahim, L.Stolz ： +37.349秒
５．[#555] Ferrari 488 GT3 Evo / P.Bhirombhakdi, N.Yokomizo ： +39.016秒
６．[#13] Audi R8 LMS GT3 evo II / F.Cheng, J.Sun ： +39.253秒
７．[#1] Ferrari 488 GT3 Evo / K.Cozzolino, T.Kimura ： +40.150秒
８．[#85] Mercedes-AMG GT3 EVO / M.Goetz, J.Lee ： +43.907秒
９．[#29] Audi R8 LMS GT3 evo II / Q.Cao, K.Ling ： +46.577秒
１０．[#87] Porsche 911 GT3 R / B.Yuan, L.Ye ： +52.465秒

＜リザルト - レース２＞
１．[#4] Porsche 911 GT3 R / W.Lu, D.Olsen ： 31周 / 1時間00分08.679秒
２．[#992] Porsche 911 GT3 R / M.Cairoli, J.Bao ： +07.871秒
３．[#88] Mercedes-AMG GT3 EVO / H.H.Prince A.Ibrahim, L.Stolz ： +08.718秒
４．[#18] Porsche 911 GT3 R / Y.Kamimura, H.Nagai ： +24.632秒
５．[#37] Mercedes-AMG GT3 EVO / A.Liu, F.Schiller ： +30.306秒
６．[#911] Porsche 911 GT3 R / V.Inthraphuvasak, A.Picariello ： +30.709秒
７．[#85] Mercedes-AMG GT3 EVO / M.Goetz, J.Lee ： +39.160秒
８．[#87] Porsche 911 GT3 R / B.Yuan, L.Ye ： +39.711秒
９・[#47] Aston Martin Vantage AMR GT3 / T.Fujii, S.Hoshino ： +46.826秒
１０．[#19] Lamborghini Huracan GT3 EVO / H.Hamaguchi, M.Okura ： +55.402秒