Audi RS Q e-tron E2 @ Saudi Arabia [2023]
- 2023/06/07
- 19:00
![Audi RS Q e-tron E2 @ Saudi Arabia [2023] 001](https://blog-imgs-168.fc2.com/a/u/d/audiwp/20230607181533e8cs.jpg)
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![Audi RS Q e-tron E2 @ Saudi Arabia [2023] 005](https://blog-imgs-168.fc2.com/a/u/d/audiwp/2023060718154228es.jpg)
サウジアラビアでテストを行った、「アウディ RS Q e-tron E2」。
"チーム・アウディスポーツ"は、今年の『ダカールラリー』後にサスペンションとタイヤの分析テストを準備。
「RS Q e-tron E2」の1月の記録には、15日間のイベントで合計14回の表彰台という結果が含まれていたが、さまざなな挫折もあった。
革新的な電気駆動コンセプトは完璧に機能したものの、タイヤのトラブルにより、マティアス・エクストローム(スウェーデン)とエミル・バーグクビスト(スウェーデン)、ステファン・ペテランセル(フランス)とエドゥアール・ブーランジェ(フランス)、カルロス・サインツ(スペイン)とルーカス・クルス(スペイン)の3組のドライバーチームは今年最も重要なレースで明らかに後退した。
1月から実施した分析に加え、チームは5月にサウジアラビアでテストを行い原因の調査を完了した。
アウディのモータースポーツ責任者であるロルフ・ミヒェルは、チームに明確な目標を設定していた。「私たちの技術、チーム全体、ドライバーとコドライバーは、先頭を走る可能性を秘めています。私たちのステージリザルトがそれを証明しました。だからこそ、タイヤのトラブルやその他の問題はなおさら厄介でした。今、私たちは解決策を見つけなければなりません。チームの体系的に計画されたテストは、理論的分析に続く次の重要なステップでした。」と語った。
"チーム・アウディスポーツ"とマティアス・エクストローム、カルロス・サインツ、ステファン・ペテランセルの3人のドライバーは、5月の第3週に数日間サウジアラビアでこの目的のために活動した。
チームは、『ダカールラリー』の公式タイヤサプライヤーである"BF Goodrich"の2種類のタイヤを使用し、性能を比較し、1月の被害の状況を再現して対策を練った。
この目的のために、さまざまなコースが用意されていた。エンジニアは、砂利と砂を含む13km弱のスプリントコースでパフォーマンス面を調査。石の多いルートを走る約110kmのコースでは、耐久性とダメージパターンに重点が置かれた。
シャシーは荒れた路面でも安定して効率的に動作する必要があるため、ショックアブソーバーの使用も議題となった。この分析では、シャシー内の荷重と加速度を測定するセンサーがサポートした。
"Qモータースポーツ"のチームディレクターであるスヴェン・クワントは、「テストの要求は間違いなく厳しいものでした。アウディスポーツは完璧にこのテストをサポートし、走行中のタイヤトラブルを再現することができました。これにより、1月に私たちの頭を悩ませた状況を非常によく分析できるようになったのは喜ばしいことです。これに密接に関係しているのはサスペンションのセッティングであり、変更しました。まだ100%の解決策を見つけ出すことはできませんが、このテストには価値があり、正しい方向に進んでいます。」と総括した。
カルロス・サインツは1月のアクシデントから再び完全にコンディションを整え、レギュラーコドライバーのルーカス・クルスと参加。ステファン・ペテランセルのコドライバーもルーカス・クルスが担当した。
ロルフ・ミヒェルは、「テストコースは肉体的に非常に厳しいものであったため、1月に負傷したステファン・ペテランセルのレギュラーコドライバーであるエドゥアール・ブーランジェを起用しなかったことは正しい判断でした。結果として、極度のストレスを感じない毎日がさらなる治療のプロセスを助けます。」と述べた。
マティアス・エクストロームはレギュラーコドライバーのエミル・バーグクビストとともに参加した。
サウジアラビアでは、"チーム・アウディスポーツ"は最高42℃の気温と度重なる強風に見舞われ、それに応じてチームクルーにとっても条件は厳しいものだった。
電気駆動システムと内燃エンジンを利用した低排出量のエネルギーコンバーターを備えた「RS Q e-tron E2」は、不満なくテストを完了。距離2,568kmにわたるこの信頼性の高い走行は、革新的なコンセプトの成熟を裏付けるだけではなかった。
また、多忙なプログラムを計画的に完了することもできた。技術的な洞察に加えて、エンジニアとドライバーはサウジアラビアでの生産的なテストから、意思決定やドライビングスタイルの面でも恩恵を受ける。
ファクトリーに帰還後は、記録されたすべてのデータの包括的な分析が予定されている。
このようにして、アウディと"Qモータースポーツ"は、2024年の『ダカールラリー』に向けた開発と組織の次のステップの準備を続けている。
アウディ Audi Sport スナップキャップ (ブラック/グレー)
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