Audi RS 6 Avant performance [2023]
- 2022/11/30
- 18:36
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アウディスポーツが発表した、新しい「アウディ RS 6 アバント パフォーマンス」。
ダイナミックなパワーと表現力豊かなデザインが融合した新しい「RS 6 アバント パフォーマンス」は、30馬力と50Nmのパワーアップにより時速100km/hまでのスプリントが3.4秒に短縮。
最適化されたセルフロッキングセンターディファレンシャル、新しい22インチホイール、高性能タイヤは、より正確なハンドリングを実現。
マット仕上げのエクステリアパーツとブルーのインテリアアクセントが、パフォーマンスモデルのエクスクルーシブなキャラクターを際立たせる。
これまでのどの「RS 6」よりもパワフルで速い「RS 6 アバント パフォーマンス」は、エクステリアをシャープにし、より感動的なドライビングエクスペリエンスを実現する追加機能であふれている。
パワフルな4リッターV8ツインターボTFSIエンジンは、630馬力の最高出力と850Nmの最大トルクを備える。
アウディでは、「パフォーマンス」とはより多くのパワーを意味する。
たとえば、「RS 6 アバント パフォーマンス」が誇る4リッターV8ツインターボTFSIエンジンの大型ターボチャージャーとブースト圧の2.4バールから2.6バールへの増加により、出力は30馬力、トルクは50Nm向上。
これは、ベース仕様と比べて最高出力が600馬力から630馬力に、最大トルクが800Nmから850Nmに増加したことを意味する。
パフォーマンスモデルは、0-100km/h加速を3.4秒で疾走し、これはベース仕様と比べて0.2秒速い。
エンジンコンパートメント、インテリア、車両後部の間の断熱材を削減することで、「RS 6 アバント パフォーマンス」の性能を実現し、エキサイティングな新次元のサウンドエクスペリエンスで感動をもたらす。
これにより車両は8kg軽くなり、車重は2,090kg。
「4.0 TFSI」エンジンで生み出されたパワーは、シフト時間が短縮された8速ティプトロニックを介してフルタイム全輪駆動のクワトロに流れる。
厳密に機械的なセンターディファレンシャルは、エンジン出力を40:60の比率で前後アクスルに分配し、スリップが発生した際には自動的により多くのトルクが一方のアクスルに適用され、トラクションが向上。最大70%がフロントに、最大85%がリアアクスルに分配される。
セルフロッキングセンターディファレンシャルはより軽量でコンパクトになり、ドライビングダイナミクスが改善。ハンドリング限界でのアンダーステアが減少し、より正確なコーナリングが実現する。
追加の改善点として、セルフステアリングレスポンスがより正確になり、ドライバーは全体的により機敏なドライビングエクスペリエンスへの恩恵を受ける。
新しい「RS 6 アバント パフォーマンス」は、10スポークスターデザインの21インチ鋳造アルミニウムホイールと、275/35タイヤが標準装備される。
加えて、さらにスポーティーな22インチ軽量ホイールも用意されている。軽量リムはハイテク鍛造フライス加工で製造され、モータースポーツにインスパイアされた5Yスポークデザインはブレーキの冷却を助ける。新しい軽量ホイールは、現行の「RS 6 アバント」の22インチアルミホイールよりも約5kg軽く、この20kgのばね下重量の軽量化により、スロットルレスポンスが向上する。ホイールカラーは、ブラッシュドグロスメタリックブラック、マットグレー、マットブラック、マットネオジムゴールドの4種類。
新しい軽量ホイールに組み合わされる新しい高性能タイヤ"Continental Sport Contact 7"は、軽量化に重要な役割を果たす。
285/30サイズのこのタイヤは、乾いた路面と濡れた路面の両方で一貫して優れたグリップを発揮し、高速でコーナリングする際のアンダーステアを減らし、全速度域でより正確なハンドリングを実現。
さらに新しいホイールを装着すると、時速100km/hから完全停止までのブレーキング時に、制動距離が最大2m短くなる。
ドライバーは、アウディ・ドライブセレクト(ダイナミックハンドリングシステム)により、車両のキャラクターをコントロールすることができる。
"エフィシェンシー"、"コンフォート"、"オート"、"ダイナミック"に加え、RS専用のカスタマイズ可能な"RS1"と"RS2"の6種類のプロファイルを利用可能。
しかし、パフォーマンスモデルでのドライビングモードは、はるかにユニーク。たとえば現在、コースティングモードは"エフィシェンシー"プロファイルのみで自動的に有効になる。つまり時速160km/hまでの速度域で内燃エンジンをオフにし、燃料消費やエンジンからの引きずりトルクなしで惰性走行する。
さらに、エンジンコントロールユニットのソフトウェアの微調整により、"ダイナミック"プロファイルまたは"S"ドライビングモードが有効の場合に、負荷の変化がよりタイトになりさらにエモーショナルとなる。
トランスミッションコントロールユニットは、最新のソフトウェアによりシフト時間が短縮され、さまざまなドライビングモード間の幅が大きく広がる。
新しい「RS 6 アバント パフォーマンス」には、RSダイナミックパッケージが標準装備される。
これには、280km/hへの最高速向上、ダイナミックオールホイールステアリング(RS専用のソフトウェアアップデートにより、前後アクスルのステアリングをアクティブに補正することができる)、リアアクスルのスポーツディファレンシャルが含まれる。
オプションとして、RSダイナミックパッケージプラスも利用可能。
これは、RSダイナミックパッケージに加えて、305km/hへの最高速向上、RSセラミックブレーキシステムを含む。
RSセラミックブレーキシステムのキャリパーは、グレー、レッド、ブルーから選択可能。ディスク径は、フロントが440mm、リアが370mm。
RSセラミックブレーキシステムは、スチール製ブレーキシステムと比べて合計で約34kg軽く、ばね下重量が削減される。
新しい「RS 6 アバント パフォーマンス」のボディカラーは、全16色から選択できる。
初めて設定されたのは、"アスカリブルー・メタリック"、"アスカリブルー・マットエフェクト"、"デューシルバー・マットエフェクト"の3色。
パフォーマンスモデルは標準装備されるマットグレー仕上げのエクステリアパーツで際立ち、ドアミラー、フロントスポイラー、フロントサイドフラップ、サイドシルインサート、ルーフレール、サイドウィンドウトリム、リアディフューザートリムが含まれる。
マットカーボン・スタイリングパッケージとブラック・スタイリングパッケージもオプションで選択でき、この場合は、ルーフレールとサイドウィンドウトリムがブラック仕上げとなる。
アウディリングとモデルネームは、クロームまたはブラックから選択可能。
インテリアでは、おなじみのグレーとレッドのRSデザインパッケージに加えて、ブルーが追加された。
ブラック・アルカンターラ製ステアリングホイールリムにはメルカートブルーのコントラストステッチが施され、フロアマット、センターコンソールサイド、セレクターレバーブーツにもブルーのコントラストステッチが施される。
シートベルトは全体がオーシャンブルーで、"カーボンツイルストラクチャー"デコラティブインレーにはオプションのブルーのアクセントが付く。
セレクターレバーノブとセンターコンソールサイドは、約45%がリサイクルPET繊維で構成される"ダイナミカ"マイクロファイバー製。
スポーツシートは、ハニカムステッチとメルカートブルーのコントラストステッチが施された高品質のバルコナレザー製。
もう一つの際立つ特徴は、フロントドアのエントランスLED。"RS performance"の文字が地面に投影される。
オプションの追加機能(デコラティブインレー、"ダイナミカ"マイクロファイバー製ドアアームレスト&センタアームレスト)を含むRSデザインパッケージは、3色のカラーバリエーションでオーダーすることができる。
この装備バリエーションの利点は、グレーとレッドまたはブルーのインレーを備えたシートセンターパネルであり、選択したカラーがパーフォレーテッドレザーを通して見える。また、シートバックには同色の"RS"ロゴがエンボス加工で施される。
顧客は、新しい視覚化ツールの「アウディ・エクスクルーシブカスタマイザー」を使用して、何千もの個別の組み合わせから車両をデザインし、独自の特別仕様を作り出すことができる。
これにより、レザーやステッチの色だけでなく、幅広いインディビジュアルペイントフィニッシュから選択することが可能。
このツールは、3Dモデルを使用してカスタマイズプロセスを可視化する。
標準装備される12.3インチのアウディ・バーチャルコックピットプラスのディスプレーには、マニュアルトランスミッションモードにおいてギアチェンジの最適なタイミングを点滅で知らせるするシフトインジケーターなどの新機能が備わる。
さらに、「RS 6 アバント パフォーマンス」の加速性能を最大限に引き出すローンチコントロールは、新しい信号機のアイコンによりラインを離れて加速する理想的な瞬間を知らせる。
第4世代(C8)の「RS 6 アバント パフォーマンス」は、アウディの長年にわたるプラスモデルとパフォーマンスモデルのスポーツストラテジーを引き継いでいる。
すべては第1世代(C5)の「RS 6 アバント プラス」から始まった。2004年にシリーズが廃止される直前に、クワトロGmbH(現在のアウディスポーツGmbH)はパワーを追加した999台の特別限定モデルを発売。最高出力は30馬力向上して480馬力となり、このモデルは公式に最高時速250km/hを超えた最初のアウディであるという特徴を備えていた。「RS 6 アバント プラス」の最高時速は280km/hに達し、最速のスポーツワゴンとなった。エンジンコントロールユニットなしでの最高時速は300km/hを超える。
第2世代(C6)のプラスモデルは2008年に登場し、500台限定で生産された。
初代とは異なり追加の機能はなく、V10エンジンは580馬力を維持。しかし、アウディは特別なアバントとセダンの最高時速を303km/hに引き上げる。当時これより速いモデルは「R8」だけだった。
第3世代(C7)では、「プラス」から「パフォーマンス」にモデルネームが変更された。
2016年に登場した「RS 6 アバント パフォーマンス」は、エンジンのわずかなチューニングにより最高出力は605馬力に上昇。ベースモデルと比べて45馬力増加した。
オーバーブースト機能は、ドライビングモードが"ダイナミック"プロファイルにあるときに一時的に750Nmを発揮。
最高時速は、装備に応じて250km/h、280km/h、305km/hに制限された。
新しい「アウディ RS 6 アバント パフォーマンス」は、12月8日より販売が開始される。
ベース価格は、135,000ユーロ。
アウディ Audi キーカバー 「quattro」ロゴ