Audi RS 3 Sportback [2022]
- 2021/07/20
- 18:33
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アウディが発表した、新しい「アウディ RS 3 スポーツバック」。
第3世代となった新しい「RS 3 スポーツバック」は、日常使用に適した比類なきプレミアムスポーツカー。
5気筒の高性能エンジンやRSトルクスプリッターおよび新しいRSドライビングモードは、コンパクトセグメントで最高のパフォーマンスを発揮。
表現力豊かなエクステリアデザイン、ワイドなボディ、RSスポーツエキゾーストシステム、レースカーのようなコックピットディスプレーを備えたインテリアは、スポーティーなDNAを示している。
エンジンは、ターボチャージャー付き2.5リッター直列5気筒 TFSI。
9年連続で『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー』に輝いた「2.5 TFSI」は、この分野で他に類を見ないエンジン。
最新世代のエンジンはこれまで以上にパワフルとなった。
最高時速は250km/hに制限されているものの、オプションとして280km/hにアップグレード可能。さらにRSダイナミックパッケージとセラミックブレーキを装備すると290km/hに達する。
これにより「RS 3」は、加速と最高時速でクラストップとなる。これは主に最大トルクが従来モデルと比べて20Nm増加したことによる。
最高出力は従来モデルと同一ながら、従来よりも低回転から発揮される。
新しいエンジンコントロールユニットは、すべてのドライブコンポーネントが相互に通信する速度も向上させる。
ユニークな1-2-4-5-3番の点火順とそれに伴う比類ないサウンドは、ドライビング体験をはるかに爽快にする。
エキゾーストシステムは中間位置に完全可変フラップシステムを初めて搭載し、それによりサウンド特性をさらに広げる。これはアウディ・ドライブセレクト(ドライビングダイナミクスシステム)で調整でき、例えば"ダイナミック"モードと"RSパフォーマンス"モードではフラップがより早く開くことでサウンドのエモーショナルな要素がより顕著となる。さらに、オプションのRSスポーツエキゾーストシステムにより、5気筒エンジンの紛れもないサウンドがさらに強化される。
最高出力 : 400馬力
最大トルク : 500Nm
トランスミッションは、7速Sトロニック(デュアルクラッチ)。
シフト時間は短く、ギアレシオはよりスポーティーな広がりを持つ。
ドライブトレーンは、クワトロシステム(四輪駆動)。
0-100km/h加速 : 3.8秒
最高時速 : 250km/h
最高時速(オプション) : 280km/h
最高時速(RSダイナミックパッケージ) : 290km/h
新しい「RS 3」は、RSトルクスプリッターを標準装備する最初のアウディモデルとなる。
これは、リアアクスルディファレンシャルと従来のマルチディスククラッチパッケージを置き換えるものであり、代わりに電子制御マルチディスククラッチが各ドライブシャフトに使用される。
これにより適切な量の駆動トルクがリアアクスルに沿って最適に分配。よりダイナミックな運転中には、ホイール負荷が高いほどトルクスプリッターが外側の後輪の駆動トルクを増加させ、アンダーステアの傾向を大幅に低減させる。
左カーブでは駆動トルクを右後輪に伝達し、右カーブでは左後輪に伝達。そして直進時には両方のホイールに伝達する。
新しいテクノロジーにより、クローズドコースでの制御されたドリフトも可能になる。
この場合、トルクスプリッターはすべての駆動トルクを後輪の片方だけに向け、1つの車輪あたり最大1,750Nmのトルクを可能にする。
アウディはこの目的のために「RS 3」専用のドライビングモードも開発。"RSトルクリア"と呼ばれるドリフトモードは、トルクスプリッターの独自の特性曲線を備えている。
レーストラック用に特別に作成された"RSパフォーマンス"モードは、これまでにない革新。特定のエンジンおよびトランスミッション構成を使用し、「RS 3」で初めて純正オプションとして利用できるセミスリックタイヤに合わせて正確に調整されている。この場合トルクスプリッターはアンダーステアとオーバーステアをできるだけ少なくして、縦軸に沿って特にダイナミックでスポーティーな乗り心地を実現する。
これらのモードはアウディ・ドライブセレクトを介して選択でき、システムは"コンフォート"、"オート"、"ダイナミック"、"RSインディビジュアル"、"エフィシェンシー"の各モードも提供する。
標準装備されるRSスポーツサスペンションは、「RS 3」専用となる新開発のショックアブソーバーとバルブシステムを備えている。
バルブはショックアブソーバーが延び縮みの減衰特性の一部として特に敏感な反応を示すことを保証。これによりサスペンションはそれぞれの運転状況にさらに速く、より効果的に対応することができる。
スプリングとショックアブソーバーのセッティングは非常に硬く、車高は「アウディ S3」より10mm、「アウディ A3」より25mm低い。
オプションとして選択できるアダプティブダンパーコントロール付きRSスポーツサスペンションプラスは、路面状況や運転状況そしてアウディ・ドライブセレクトで選択されたモードに合わせて、各ショックアブソーバーを継続的かつ個別に調整。"コンフォータブル"、"バランス"、"スポーティー"の3つの特徴的な曲線は、ショックアブソーバーにはっきりと知覚できるキャラクターの広がりを提供する。
ホイールキャンバー角はより大きく、つまりホイールは路面に向かってより角度が付けられ、より正確なステアリング応答と増加したコーナリングフォースをもたらす。
「A3」と比較して、新しい「RS 3 」のフロントアクスルのホイールには、1度弱の追加のネガティブキャンバーが付けられている。
これを実現するためにピボットベアリングが変更され、ロワウィッシュボーンにはより剛性の高いベアリングとサブフレームおよびスタビライザーが装備された。
4リンク式のリアアクスルはスプリングとダンパーが個別に配置され、サブフレームおよびチューブラースタビライザーバーを備えている。
「A3」および「S3」よりも剛性が高いハブキャリアは、トルクスプリッターによって発生する横方向の力の増加を吸収。ここでのネガティブキャンバーは「A3」と比較して約0.5度大きくなっている。
RS専用のプログレッシブステアリングは舵角に応じてギア比を変化させ、舵角が大きくなるとギア比が小さくなりステアリングがよりダイレクトになる。
また速度に応じたアシストは、アウディ・ドライブセレクトを介して変更することができる。
「RS 3」に新たに追加されたもう一つの機能は、モジュラービークルダイナミクスコントローラー(mVDC)。
このセントラルシステムは横方向のダイナミクスに関連するすべてのコンポーネントからのデータをキャプチャするため、それらがより正確かつ迅速に相互作用することを保証する。
mVDCは、RSトルクスプリッターやアダプティブダンパーおよびホイールセレクティブトルクコントロールを同期させ、正確なステアリングとハンドリングを実現。
全体として、特に曲がりくねった道路での車両の敏捷性が向上する。
パワフルな5気筒エンジンを搭載する「RS 3」には、より大型で新開発の6ポッドスチールブレーキが標準装備されている。
ドリル加工が施されたインターナルベンチレーテッドディスクのサイズは、フロントが375×36mm径、リアが310×22mm径。これは従来モデルと比べて大きく、より安定する。
エアコントロールエレメントによりブレーキの冷却性能は20%向上し、これによりペダルのフィーリングは同じままでハードブレーキング時のピーク温度がより迅速に低下。さらにブレーキパッドの摩耗も低減される。ブレーキパッドは従来モデルと比べて15%大きく、銅を使用していない。
スチールブレーキシステムのキャリパーは、標準がブラックカラー、そしてオプションとしてレッドカラーを選択することができる。
オプションとして選択できるフロントのセラミックブレーキシステムは、380×38mm径のブレーキディスクを備え、ブレーキブースターに特別に適合したペダル特性曲線が特徴。高性能ブレーキシステムはスチールブレーキよりも10kg軽量。
セラミックブレーキシステムのキャリパーは、グレー、レッド、ブルーの3色から選択することができる。
新しい「RS 3」のエクステリアデザインは、従来モデルよりもさらにダイナミックでパワフル。
フロントではワイドなRSバンパー、特徴的なハニカムグリルを備えた再設計されたシングルフレーム、そして大きなエアインテークがコンパクトスポーツカーに表情豊かなルックスを与えている。
「RS 3」にはフラットでくさび形のLEDヘッドライトとダイナミックターンシグナル付きLEDテールライトが標準装備される。
オプションとして選択できるマトリックスLEDヘッドライトはダークベゼルが付き、両側の下向きのアングル部分にデジタルデイタイムランニングライトが備わる。紛れもない印象を与えるこの縦横5×3列のLEDセグメントのピクセルフィールドは、運転中にはチェッカーフラッグパターンで点灯。ダイナミックリービング&カミングホームシーンでは左側がチェッカーフラッグパターン、運転席側が"RS 3"の文字を表示する。
フロントホイールアーチの後ろにも新しいデザイン要素となる、目を惹く追加のエアアウトレットがある。
ブラック・トリムのロッカーパネルも再設計され、フレアホイールアーチと組み合わせることで新しい「RS 3」の表情豊かな外観に貢献している。
フロントのトレッド幅は従来モデルと比較して33mm広くなっており、リアのトレッド幅も10mm広くなっている。
標準装備される19インチの鋳造ホイールは、10Yスポークデザイン。
真のレーシングデザインは、RSブランドのオプションで利用可能な5Yスポークデザインによって具現化される。
アウディはまた要望に応じてパフォーマンスセミスリックタイヤ"PIRELLI P Zero Trofeo R"を初めて装着する。
モータースポーツにインスパイアされた仕上げには、ディフューザーを統合した再設計されたRS専用のリアバンパーと、2つの大きな楕円形のテールパイプを備えたRSエキゾーストシステムが含まれる。
新しい「RS 3」の専用ボディカラーは、"キャラミグリーン"と"ケモラグレー"の2色。
シングルフレームグリルなど個々のエクステリアパーツは標準がブラック仕上げとなり、マット仕上げやハイグロス仕上げも提供される。
アルミニウム調トリムパッケージはオプションとして選択でき、フロントバンパーやディフューザーインサートおよびウィンドウトリムを強調する。
さらにスポーティーな外観のために、カーボンファイバー強化ポリマー製のロッカーパネルインレー、サイドミラーハウジング、ルーフエッジスポイラーも選択可能。
インテリアもRS特有の要素がスポーティーさを際立たせている。
インストルメントディスプレーは標準装備される12.3インチのアウディ・バーチャルコックピットプラスに表示される。回転数は棒グラフ形式で表示され、出力とトルクはパーセントで表示される。
オプションで回転数は新しい"RSランウェイ"デザインが利用でき、この場合には数値は飛行機の滑走路に似た方法で前景に最高速度そして背景に最低速度のように反対方向に表示される。
さらにアウディ・バーチャルコックピットプラスには、Gフォース、ラップタイム、加速タイム(0-100km/h、0-200km/h、1/4マイル、1/8マイル)の表示も含まれる。
トランスミッションがマニュアルモードの場合、RS専用のシフトインジケーターは回転数表示をグリーンからイエローそしてレッドに変化させ、モータースポーツで使用されているのと同じ方法で点滅し理想的なシフトタイミングを示す。
10.1インチのタッチディスプレーには、冷却水の水温、エンジンとトランスミッションの油温、タイヤ空気圧を表示する"RSモニター"が含まれる。
また新しい「RS 3」で初めて利用できるのは、シフトライトインジケーターに加えて、ドライバーの直接の視野内にあるフロントガラスに関連情報を投影するヘッドアップディスプレー。
カーボンファイバー製インストルメントパネルと、"RS"エンボス加工およびアンスラサイトカラーのコントラストステッチが施されたRSスポーツシートは、本物のレーシングフィールをさらに強化する。
シート素材は、オプションとして"RS"ハニカムステッチが施されたファインナッパレザーを選択することができ、コントラストステッチのカラーはグロスブラック、レッド、そして初めてグリーンが設定された。
RSデザインパッケージはレッドまたはグリーンの組み合わせで選択でき、コントラストステッチと"RS"刺繍が施された特別なフロアマットが含まれる。
さらにデザインパッケージプラスには、レッドまたはグリーンのシートコーナー、エアベントのカラーアクセントが含まれる。
「RS 3」には、フラットボトム形状のRSスポーツマルチファンクションレザーステアリングホイールが標準装備され、亜鉛ダイキャスト製シフトパドルを備えている。
デザインパッケージを選択した場合は"RS"バッジに加えて、ダイナミックなドライビング中にもステアリングの角度を素早く認識できる12時の位置のストライプも付く。
または、運転支援機能のためにハンズオン検出つまり静電容量式グリップ認識を備えた丸形のRSステアリングホイールも選択可能。
どちらのステアリングでも右側のスポーク部分に新しい"RS MODE"ボタンがあり、このボタンはアウディ・ドライブセレクトの"RSパフォーマンス"と"RSインディビジュアル"または最後に使用したモードを選択するために使用できる。どちらの"RS"モードでも、インストルメントディスプレーとヘッドアップディスプレーはシフトインジケーターが点滅することでさらにスポーティーなデザインとなる。
新しい「アウディ RS 3 スポーツバック」は、ヨーロッパでは2021年7月中旬から受注が開始され、今秋に発売される。
ベース価格は、60,000ユーロ。
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