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アウディスポーツが発表した、「アウディ R8 LMS GT2」の限定モデル"カラー エディション"。

モンツァでのデビュー戦2連勝の直後に、アウディスポーツ・カスタマーレーシングはそれぞれ特別な塗装仕上げが施された6台の特注モデルを発売。
"ミサノレッド"から"セブリングブラック"まで6種類の個性的なカラーリングが、「R8 LMS」の最もパワフルなモデルをコレクターズアイテムに変える。

このようなカラーコンセプトが顧客に提供されるのは、アウディスポーツ・カスタマーレーシングの13年の歴史で初めて。
それぞれのカラーごとに1つのモデルがあるため、"カラー エディション"は純粋な個性を保証。
再び販売されることはなく、コレクターズアイテムとしても、トラックデーや競技でのレースカーとしても、ライバルと比べてユニークで注目を集める。

最高出力640馬力の「R8 LMS GT2」は、アウディのカスタマーレーシングカーの4種類のモデルの中で最もパワフル。
その量産ベースの自然吸気V10エンジンは、4月17日～18日にイタリア・モンツァで開催された『GT2ヨーロピアンシリーズ』の開幕戦で2連勝を飾った。
国際GTレースにおいてまだ発足したばかりのハイパフォーマンスカテゴリーには、すでに4つのブランドがコミットしており、そのすべてがモンツァのグリッドに並んだ。

アウディスポーツ・カスタマーレーシングは、ドイツ・ネッカーズルムの工場で標準仕様の「R8 LMS GT2」と並行して"カラー エディション"を構築。
スチール製ロールケージを備えたアルミニウム＆CFRP（カーボンファイバー強化ポリマー）複合構造のレーシング仕様のシャシーは、量産モデルの「R8」と同じ工場で製造されている。
5.2リッターの自然吸気エンジンは、ハンガリー・ジェールにある工場で製造。
そしてドイツ・ハイルブロンのビーベラハでは、アウディスポーツ・カスタマーレーシングのチームがプロモーターであるSRO（ステファン・ラテル・オーガニゼーション）のGT2規則に従って、レースカーをすぐに走れる状態に仕上げる。

限定モデルの6色は、すべてCFRPで作られたボディに塗装として施される。
そのため通常のレースカーのフィルムとは対照的に、非常に精巧で高品質そして優れた耐久性を実現する。

アウディスポーツ・カスタマーレーシングは現在、6台の"カラー エディション"モデルを販売している。
カラーのラインアップは、"キャラミグリーン"、"ミサノレッド"、"ノガロブルー"、"セブリングブラック"、"タクティカルグリーン"、"ベガスイエロー"。
価格は、349,000ユーロ（＋付加価値税）。


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