Audi Q4 Sportback e-tron [2021]
- 2021/04/16
- 18:04
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アウディが発表した、新型車種「アウディ Q4 スポーツバック e-tron」。
2月14日に行われたオンラインワールドプレミアにて「Q4 e-tron」とともに発表された「Q4 スポーツバック e-tron」は、アウディで最初となるコンパクトSUVの電気自動車。
コンセプトカーの先進的なデザインを量産モデルに移行した、ローカルでゼロエミッション走行できる、日常使用のための多用途なオールラウンダー。
新しい広々としたインテリア空間と先駆的なソリューション、オペレーションとディスプレーおよび運転支援システムの両方は感銘を与える。
また拡張現実ヘッドアップディスプレーは、全く新しい方法で仮想世界と現実世界を接続する。
パワートレーンの仕様は、最高出力220kW(299馬力)のクワトロモデルと、最高出力125kW(170馬力)の後輪駆動モデルの2種類で構成される。
それらに共通する特性は、ゼロローカルエミッションと優れた航続距離、約10分間で約130km(WLTP)走行するのに十分な電力を充電できる性能と"e-tron"チャージングサービスによる便利な充電。
クワトロモデルの「Q4 スポーツバック 50 e-tron クワトロ」は、WLTPサイクルで最大497kmの航続距離を実現する。
「Q4 スポーツバック e-tron」によって、アウディは電動モデルのデザイン言語で次のステップに踏み出した。
コンパクトSUVは、2020年に発表した「アウディ Q4 スポーツバック e-tron コンセプト」で実証したボディランを量産する。
このボディラインは、短いフロントオーバーハング、大きなホイール、力強く引き締まった諸筋によりそのプロポーションは印象的。
すべてのラインは最高の精度で描かれ、表面処理はクリアで簡素化されている。
「Q4 スポーツバック e-tron」の特に低いクーペスタイルのルーフラインは、スポイラーがリアウィンドウを2つの部分に分ける表現力豊かにデザインされたリアエンドで纏められる。
ブランドの先進的なデザインは、アウディらしく空力的であると同時に機能的。
「Q4 スポーツバック e-tron」の抗力係数は、「Q4 e-tron」よりもさらに低い0.26を達成している。
オプション設定されるマトリックスLEDヘッドライトは、他の道路利用者を幻惑することなく、常に可能な限り明るく道路を照らす。
世界初のデジタルライトシグネチャーにより、ドライバーは"MMI"タッチオペレーティングシステムで4つのシグネチャーを切り替えることができる。
リアではライトストリップがテールライトユニットを相互にリンクしている。
ボディカラーは、新しい"オーロラバイオレット・メタリック"を含む全8色から選択可能。
トリムラインは、ベーシック仕様に加え、「アドバンスド」と「Sライン」の2種類のエクステリアが設定される。
その多用性により「Q4 スポーツバック e-tron」は、あらゆる状況で完璧なパートナーとなる。
4.59mの全長は乗員に新しいスペースをもたらし、既存のクラスの境界を超えるパッケージを提供。センタートンネルはなく、インテリア空間はフルサイズクラスのSUVに匹敵する。
解放感のある前席だけでなく後席でも足元にゆったりとした広がりを感じることができ、これは電気自動車専用に設計されたテクノロジープラットフォームの利点に恩恵を受けている。
収納スペースに関しては約25リットルの総容量を確保し、さらなるハイライトはドア上部に統合されたボトルホルダー。これは1リットルのボトルでも安全に、人間工学的に理想的な範囲で収納することができる。
ラゲッジコンパートメントは一般的なコンパクトクラスよりも広いスペースを提供し、ミドルサイズクラスに匹敵する。
後部座席の背もたれの位置に応じたラゲッジ容量は、535~1,460リットル。
「Q4 スポーツバック e-tron」は電動トランクリッドを標準装備。
また最大1,000kgのトレーラーを牽引でき、クワトロモデルは最大1,200kgを牽引することもできる。
日常使用のもう一つの強みは、長い航続距離。
「Q4 スポーツバック 50 e-tron クワトロ」は、1回の充電で最大497km(WLTP)を移動することができる。
また125kWの最大充電電力により、理想的な条件では約10分で約130km(WLTP)走行するのに十分な電力を充電可能。
myAudiアプリを使用すると、所有者はスマートフォンから自宅での充電と乗車前の空調を有効にすることもできる。
新時代のアイデアを取り入れたインテリアは広々として風通しが良い。
ドライバーに向けられたインストルメントパネルは別々の領域に分割され、同時にデザイン要素である2つのディスプレーを統合する。
助手席側のデコラティブトリムパネルは、要望に応じてリサイクル素材を一定の割合で含む革新的なテクニカルファブリックとすることができ、これは市場導入後に提供される。
独立した水平の操作パネルは、ギア選択のためのシフターが備わる。
スポーティーな「Sライン」インテリアには、リサイクルポリエステルを多用したシート素材を採用。各座席には約26本のリサイクルされた1.5リットルペットボトルが使用されている。
まったく新しいものは、ドライバーがデジタルインストルメントクラスターを制御するために使用する、シームレスなタッチ面を備えたステアリングホイール。
インフォテインメントとナビゲーションは、主に中央の"MMI"タッチディスプレーを使用して操作され、これは最大構成レベルとなる11.6インチも年内に利用できるようになる。
ナチュラルボイスコントロールは、3番目の操作インターフェースを提供する。
別の革新技術となる拡張現実ヘッドアップディスプレーは、リクエストに応じて搭載できる。
これはいくつかの運転支援システムとナビゲーションのシンボルによって提供される情報を、ドライバーが見やすいように実際の外界に重ね合わせる。
この情報はドライバーから約10m以上離れた広い視野に動的に表示され、その仮想のフローティング画像は魅力的な効果を生み出す。
完全にデジタル化されたユーザーエクスペリエンスを提供する「Q4 スポーツバック e-tron」は、e-モビリティデバイス。
電動コンパクトSUVのインフォテインメントパッケージは、"MMI"から"MMI"プラス、そして"MMI"プロまで3つのレベルで構成され、拡張現実ヘッドアップディスプレーやアウディ・バーチャルコックピットプラスなど、構成レベルに応じてさまざまな機能が提供される。
オプションのレベルは、公共充電インフラの付近にとどまる最適なルートを作成するためのインテリジェントな"e-tron"ルートプランナーを含むアウディ・コネクトのオンラインサービスを提供。
プレミアムサウンドシステムについては新しいパートナーに"Sonos"が加わり、それはライフスタイルとテクノロジーそしてデザインを新しい次元で組み合わせている。
コンパクトな電気自動車のパワートレーンラインアップは、都市部の通勤ドライバーから長距離を走るドライバーまで、非常に異なる顧客グループの期待に応える。
バッテリー仕様と出力仕様は2種類。
「Q4 スポーツバック 35 e-tron」のコンパクトなバッテリーのエネルギー量は正味52kWh(総量55kWh)である一方、「Q4 スポーツバック 50 e-tron クワトロ」の大型バッテリーは77kWh(総量82kWh)となる。
エントリーモデルの「Q4 スポーツバック 35 e-tron」は、最高出力125kW(170馬力)の電気モーターを搭載し後輪を駆動。
トップモデルの「Q4 スポーツバック 50 e-tron クワトロ」には、四輪を駆動する2つの電気モーターが搭載される。その220kW(299馬力)の最高出力は、0-100km/hを6.2秒で加速し、電子的に制限される時速180kmの最高時速に十分。効率を上げるためにフロントモーターは、高出力または強力なグリップが必要な場合にのみ作動する。
省エネ運転のもう一つの重要な要素は、ナビゲーションと地形データも組み込んだインテリジェントなエネルギー回生。
●35 e-tron
・バッテリーエネルギー容量 : 52kWh(GROSS 55kWh)
・最大充電能力 : AC 7.2kW / DC 100kW
・最高出力 : 125kW (170馬力)
・最大トルク : 310Nm
・0-100km/h加速 : 9.0秒
・最高時速 : 160km/h
・最大航続距離 : 349km
・車重 : 1,895kg
●50 e-tron quattro
・バッテリーエネルギー容量 : 77kWh(GROSS 82kWh)
・最大充電能力 : AC 11kW / DC 125kW
・最高出力 : 220kW (299馬力)
・最大トルク : 460Nm
・0-100km/h加速 : 6.2秒
・最高時速 : 180km/h
・最大航続距離 : 497km
・車重 : 2,140kg
オプションのヒートポンプは、高電圧モジュールからの廃熱と周囲の空気を利用して車内の室温を制御。
これは特に長距離ドライブにおける効率の向上にさらなる貢献を果たす。
アウディの新しいコンパクトSUVの電気自動車は、交流(AC)または直流(DC)を使用して充電でき、その出力はバッテリー仕様に応じて異なる。
コンパクトなバッテリーは、AC充電で最大7.2kW、HPCチャージング(ハイパワーチャージング)を使用したDC充電で最大100kWで充電可能。
より大型のバッテリーは、AC充電で最大11kW、HPCで最大125kWの充電に標準で対応する。
"Audi e-tron Charging Service"は、1枚の充電カードでヨーロッパ26カ国の約21万基の公共充電ポイントへのアクセスを提供。このうちHPC急速充電ポイントは4,400基(2021年4月現在)。
「Q4 スポーツバック e-tron」を購入した顧客は1年目の基本料金が無料となる。
また特にIONITYネットワークの優先条件から恩恵を受けることができ、1kWhあたりの充電料金は31セント。これはドイツでは自宅で充電する場合の料金レベルに相当する。
「Q4 スポーツバック e-tron」の高電圧バッテリーは車軸の間にあり、低重心とバランスのとれた重量配分を保証。
ドライブとサスペンションの制御システムは緊密に連携して機能し、コンパクトSUVの電気自動車の運転は安全でスポーティーそして快適。
アウディは「Q4 スポーツバック e-tron」のすべての仕様に、車高を15mm下げるスポーツサスペンションをオプションとして設定(「Sライン」には標準装備)。
さらに、さまざまなドライビングプロファイルを備えたアウディ・ドライブセレクトシステムが標準装備され、プログレッシブステアリングも装備可能(クワトロモデルには標準装備)。プログレッシブステアリングは、舵角が大きくなるにつれますます反応がダイレクトとなる。
すべての仕様でオプションとなるダンパーコントロール付きサスペンションは、さらに多様なドライビング体験を提供する。
ホイールサイズは19~21インチ。いくつかのホイールはエアロデザインを採用し、そのほぼ閉じられたデザインは効率の向上にも役立つ。
「Q4 スポーツバック e-tron」は、多数の運転支援システムを標準装備する。
これらには、エネルギー消費を最適化した前向きな運転スタイルをサポートする予測効率アシストが含まれる。
オプションのシステムは、他の多くの機器や機能と同様にパッケージに纏められている。ハイライトは全速度域にわたって前後方向および横方向のガイダンスでドライバーを支援するアダプティブクルーズアシスト。またサラウンドビューカメラは、市街地を運転する際や駐車時に役立つ。
新型車種「アウディ Q4 スポーツバック e-tron」は、2021年晩夏にヨーロッパでの販売が開始される。
ドイツでの「Q4 スポーツバック 35 e-tron」のベース価格は、43,900ユーロ。顧客は9,000ユーロの補助を受けることができる。
市場導入に伴うエディションモデルは、2種類。
エレガントな「エディション1 ガイザーブルー」は、ショーカーである「Q4 e-tron コンセプト」のデザインを体現。
一方でプログレッシブな「エディション1 タイフーングレー」は、その独特なスポーティーでダイナミックなルックスを特徴とする。
どちらのエディションモデルも、ベースモデルより6,195ユーロ高くなる。
「Q4 スポーツバック e-tron」は、CO2ニュートラルなフットプリントで顧客に到着し、その持続可能性で脚光を浴びる。
アウディは避けられない排出量を回避や最小化または相殺し、ニュートラルカーボンフットプリントで「Q4 スポーツバック e-tron」を製造。
ツヴィッカウ工場はエコ電気を使用しているが、バッテリーセルサプライヤーも生産工程でグリーン電力のみを使用する必要がある。
現時点で回避できない排出量はTÜVによって認定された気候保護プロジェクトによって相殺され、これらは国際環境NGOゴールド・スタンダード財団の厳格な要件を満たしている。
アウディはサプライヤーとともに、すべての車両プロジェクトで責任を持って行動することにしっかりと体系的に取り組んでいる。
2017年以降、アウディは省資源の生産プロセスと社会的基準の順守を確実にするために独自に開発した持続可能性評価を使用してパートナーを批評している。
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