Audi RS 3 LMS [2021]

2021/02/14
19:33

テクニカルデータが公開された、新しい「アウディ RS 3 LMS」。

車両タイプは、TCR規則に準拠したツーリングカー。
ボディ構造は、溶接されたスチール製セーフティーシェルを備えた強化スチール製。
ボディワークは、カーボンファイバー、シートスチール、アルミニウム製。
セーフティーコンセプトは、フロント＆リアのスチール製衝撃吸収構造、ルーフ上の救助ハッチ。

フロントに横置きされるエンジンは、ターボチャージャー付き2リッター直列4気筒。
特長は、シリンダーあたり4つのバルブ、DOHC、ガソリン直噴、インタークーラー付きエキゾーストガスターボチャージャー、キャタリティックコンバーター上流のO2センサー、スチール製レーシングキャタリティックコンバーター。
エンジンマネジメントは、WSCによるコントロールECU。
エンジン潤滑方法は、ウェットサンプ。
ボア×ストロークは、82.5mm×92.8mm。

最高出力：最大340馬力 @ 6,250rpm
最大トルク：最大420Nm @ 2,500rpm

トランスミッションは、6速シーケンシャルレーシングトランスミッション。
駆動方式は、前輪駆動。

マクファーソンストラット式フロントサスペンションの特長は、スチール製ロワウィッシュボーン、アルミニウム製スイベルベアリング、スチール製サブフレーム、コイルスプリング＆アジャスタブルダンパー付きストラット、無限可変ライドハイトとトー＆キャンバー、3wayアジャスタブルスタビライザー（3種類）。
4リンク式リアサスペンションの特長は、コイルスプリング付きダンパー（コイルオーバー）、スチール製サブフレーム、アルミニウム製アップライト、無限可変ライドハイトとトー＆キャンバー、3wayアジャスタブルスタビライザー（2種類）。

ブレーキは、油圧式デュアルサーキットシステム（前後アジャスタブルブレーキ圧配分付き）。
スチール製ブレーキディスクは、フロント378×34mm径、リア272×12mm径。

鋳造アルミニウム製ホイールは、10×18インチ（オフセット26）。
タイヤサイズは、27/65×18、260/660R18。

その他の特長は、焼結ツインプレートクラッチ、マルチプレートリミテッドスリップディファレンシャル（アジャスタブルプリロード）、等速アウタージョイントドライブシャフト（トリポッドインナージョイント）、ソフト＆ハードウェアが改良された電動ラック＆ピニオンステアリング、FIA規格8865-2015に準拠した消火システム、高さと長さを調整可能なセーフティーステアリングコラム、マルチファンクションステアリングホイール、アジャスタブルペダル、FIA規格8862-2009に準拠したアウディスポーツ製プロテクションシート、セーフティーバルブ付き量産仕様給油システム、モータースポーツ用に改良された電気システム。

ボディサイズは、全長4,650mm×全幅1,950mm×全高1,250mm。
ホイールベースは、2,665mm。

乾燥重量は、オーガナイザーの定義による。

燃料タンクの容量は、100リットル。