Audi RS e-tron GT [2021]
- 2021/02/12
- 18:00
![Audi RS e-tron GT [2021] 001](https://blog-imgs-137.fc2.com/a/u/d/audiwp/20210212142000bb3s.jpg)
![Audi RS e-tron GT [2021] 002](https://blog-imgs-137.fc2.com/a/u/d/audiwp/202102121420026aes.jpg)
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![Audi RS e-tron GT [2021] 004](https://blog-imgs-137.fc2.com/a/u/d/audiwp/20210212142005479s.jpg)
アウディが発表した、新型車種「アウディ RS e-tron GT」。
アウディとアウディスポーツは電動化の先駆者として、「e-tron GT クワトロ」とともに発表。
ハイパフォーマンスモデルとなるRSバージョンは、特に顕著な性能を備えている。
2月9日に行われたオンラインワールドプレミアのデジタルプレゼンテーションでは、フォーミュラEドライバーのルーカス・ディ・グラッシと、元F1世界チャンピオンで持続可能な社会へ向けて積極的に取り組むニコ・ロズベルグが、最新のフォーミュラEマシン「アウディ e-tron FE07」と「RS e-tron GT」で並んでスプリントレースを行うダイナミックなドライビングパフォーマンスを披露した。
先行販売は、2021年2月に開始される。
エレガントでダイナミックなデザインとパワフルな電気駆動を備えた4ドアクーペは、日常や長距離の運転に大きな自信を与え、グランツーリスモの哲学を再解釈する。
電気自動車の旗の下でさらに開発された「RS e-tron GT」は、スポーティーさと快適さが持続可能性を満たしている。
大径ホイール、幅広いトレッド、フラットなシルエット、長いホイールベースなどスポーティーなプロポーションは、新しいデザイン機能としての流れるようなデザイン言語を採用し、その美学は効率から生まれる。
ボディカラー同色の低いシングルフレームグリル、非常に特徴的なクワトロブリスター、傾斜したルーフラインを備えたフラットなキャビン、極端なくぼみのあるリアエンドなどは、彫刻的なデザイン。
ブレーキとラジエーター用の切り替え可能なエアインテークおよび複数のステージで拡張するリアスポイラーを備えたアクティブエアロダイナミクス、フラットなアンダーボディとワイドなディフューザーは、わずか0.24の低い抗力係数を実現し、高効率と長距離走行を可能にする。
超高張力スチール製パッセンジャーセルと強化バッテリーハウジングのアルミニウム製の外板は、高い剛性と衝突安全性を兼ね備える。
マトリックスLEDヘッドライトは標準装備。
ハイビームの範囲が2倍となるアウディ・レーザーライトはオプションとして装備できる。
インテリアデザインの特長は、モノポストキャラクターを備えたドライバー指向のインストルメント、開放感のある空間、低いシートポジション、ワイドなセンターコンソール、大人にも適するリアシートベンチ。
車内の装飾品はリサイクル素材を高い割合で使用。オプションとして選択可能なレザーを一切使用しないインテリアは持続可能性とスポーティーさ、そして快適さを融合している。
シートのバリエーションは3種類あり、デザインパッケージも複数設定される。
ドライブは前後アクスルにそれぞれ1基の永久磁石同期モーター(PSM)を搭載した電動四輪駆動。
リアアクスルには2速トランスミッションを備える。
合計出力は440kW(598馬力)および830Nm。ローンチコントロールでは最大2.5秒間のブースト出力が有効となり、475kW(646馬力)を発揮する。
0-100km/h加速は3.3秒。最高時速は250km/h。
またコースティングと回生のインテリジェントな制御により、最大265kWのブレーキエネルギー回生を可能とする。
93kWh(正味容量85kWh)のリチウムイオンバッテリーは、33のモジュール内に396のパウチセルが内包され、その電圧レベルは800V。
4つの冷却回路、効率的なヒートポンプを備えた洗練された熱管理は、経路での急速DC充電のために事前調整を行う。
急速DC充電は、標準で最大270kWの出力に対応。
AC充電は標準で11kWの出力に対応し、市場導入後にオプションで22kWも可能となる。
WLTPに準拠した航続距離は、最大472km。
"e-tron"充電サービスは、ヨーロッパで約20万基の充電ポイントへのアクセスと魅力的な料金を提供する。
シャシーは、バッテリーの搭載位置と電気モーターの配置により、低重心と優れたアクスル負荷分散を実現。
ダンパーコントロール、アウディ・ドライブセレクト(ダイナミックハンドリングシステム)、制御可能なリアアクスルデフロック、3チャンバーアダプティブエアサスペンションは標準装備。さらにオプションとしてオールホイールステアリング、カーボンファイバーセラミック製ブレーキディスクを装備することができる。
19~21インチから選択可能なホイールは、そのほとんどがエアロデザインを採用。エアロブレード付きの20インチまたは21インチホイールも設定される。
運転支援システムは、アウディ・プレセンスセーフティーシステムを標準装備。
オプション装備は"ツアー"、"シティ"、"パーク"の3種類のパッケージにまとめめられており、ハイライトはアダプティブクルーズアシストとリモートパークアシスト。
音響車両警報システム(AVAS)のサウンドは、法律に規定されているよりもさらに響く。
アウディ・ドライブセレクトの設定に応じて調整される標準の"e-tron"スポーツサウンドは、エクステリアとインテリアに追加のサウンドをもたらす。
コントロールとディスプレーには、アウディ・バーチャルコックピット(12.3インチ)と"MMI"タッチディスプレー(10.1インチ)が標準装備され、オンライン接続による自然言語でのボイスコントロールも可能。
オプション装備はヘッドアップディスプレー。
標準装備されるWi-Fiホットスポット付き"MMI"ナビゲーションプラスは、"e-tron"専用の機能を備えたインテリジェントなナビゲーションを提供。
アウディ・コネクトサービスの広範囲にわたる機能には、可能な限り最短の充電時間で最速のルートを計算するための"e-tron"ルートプランナーが備わる。
アウディ・フォンボックスと"Bang & Olufsen"製プレミアムサウンドシステムも標準装備。
「e-tron GT クワトロ」はアウディのネッカーズルム工場のベーリンガーホフで、スマートファクトリー技術と職人技を組み合わせて生産される。
ここではエコ電力とバイオガスを使用したカーボンニュートラルな生産を実現。
また独立した革新的なボディショップにより、「アウディ R8」と組み立てラインを共有する。
アウディ Audi e-tron スナップバックキャップ (ブラック)