AKRAPOVIČ Audi RS 6 Avant [2020]

2020/12/24
19:36

スロベニアのエキゾーストブランド"アクラポビッチ"がリリースした、「アウディ RS 6 アバント (C8)」の為のチューニングパーツ。

パフォーマンスエキゾーストシステム"Evolution Line"は、高品質の軽量チタン製。
特別にデザインされたレイアウトは、中央に1つと左右に2つのマフラー、そしてチタン製コレクターを備える。
ステンレススチール製リンクパイプからつながるフレックスチューブは、純正品や社外品と比べて直径が大きく、ダウンパイプ取り付け部分は完全に断熱されている。

両側のマフラーのバルブはガスの流れを制御し、システムによって生成される素晴らしいサウンドをサポートする。
各バルブのハウジングは自社工場で鋳造される。
複雑なアクティブXコネクションも同様で、エンジン両側からの排気パルスを制御するためのバルブを備える。

人目を引くテールパイプは、これまでにないユニークなデザイン。
ハンドメイドでダイナミックに成形されたカーボンファイバー製アウタースリーブと、サンドブラストとコーティングが施されたチタン製インナーの組み合わせ。

特徴的なサウンドは、すべての回転域で完璧に音響的に調整されたサウンドを提供するよう設計されている。
力強いなミッドレンジから高周波のトップレンジまで、"アクラポビッチ"の伝統的なレーシングサウンドが際立つ。
ダウンシフト時に轟く鋭いサウンドも興奮を高める。
このシステムには不要な唸り音や過度の騒音はなく、日常通勤のように快適に運転できるよう調整されている。

"アクラポビッチ"は比較のためにアウディ純正の"Audi Sport"エキゾーストシステムを備えた「RS 6 アバント (C8)」を使用し、チタン製エキゾーストシステム"Evolution Line"を社内のダイナモでテストを実施。
その結果、最高出力は15.7馬力（@ 6,150rpm）、最大トルクは17.9Nm（@ 6,150rpm）向上した。
また重量は純正システムと比べて11.7kg、率にして30%以上軽量。

エキゾーストシステムはECE型式認証に準拠している。
なお、ECE型式認証はオットーパティキュレートフィルターを装備した車両にのみ有効。

エキゾーストシステムにアップグレードを加えるオプションパーツは、ダウンパイプ＆リンクパイプセットとサウンドキット。

ステンレススチール製ダウンパイプは、スポーティーな200cpsi触媒コンバーターを含み、周囲のパーツの過熱を防ぐための断熱加工が施される。
ステンレススチール製リンクパイプは、カスタムメイドのフレックスチューブとダウンパイプに接続する完全な断熱材がつく。
チタン製のエキゾーストシステム"Evolution Line"と組み合わせることで、システム全体が調和しユニークなサウンドを生成。低回転での轟くサウンドから力強いミッドレンジ、そしてすぐに"アクラポビッチ"と分かる高周波のトップレンジまでユニークなサウンド体験を実現する。
このステンレススチール製ダウンパイプ＆リンクパイプセットを取り付けると、ECE型式認証が無効となりECUの再マッピングが必要となる。
また公道で使用するための要件を満たしていない。
重量は、純正のシステムと比べて5.1kg軽量。

サウンドキットを取り付けると、車内からエキゾーストシステムのサウンドを制御可能。
キットは"Evolution Line"に含まれるレシーバーを介して、エキゾーストシステムのバルブを開閉させるアクチュエーターを作動させる。
ドライバーは、サウンドリモートコントローラーまたは新しいスマートフォンアプリを使用して、静かなモードとよりスポーティーなサウンドを簡単に切り替えることができる。
なおサウンドキットを取り付けた場合、ECE型式認証は無効となる。

チタン製"Evolution Line"に、さらに大きな視覚的インパクトを与えるオプションは、ハンドメイドのカーボンファイバー製リアディフューザー。
ディフューザーの新しいデザインはクルマのラインに完全にあわせて調整されており、パワフルな存在感を与える。
特別な仕上げは、マットまたはハイグロスを選択可能。
重量は、純正のディフューザーと比べて1.5kg軽量。
なお"アクラポビッチ"のリアディフューザーを取り付けた場合、ハンズフリートランクリッド開閉センサーが無効となる。