Audi Q2 [2021]
- 2020/09/03
- 19:02
![Audi Q2 [2021] 001](https://blog-imgs-137.fc2.com/a/u/d/audiwp/20200903092925c02s.jpg)
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アウディが発表した、新しい「アウディ Q2」。
4年前に誕生したコンパクトSUV「Q2」でアウディは新しい流行を作り出し、大成功を収めた。
フェイスリフトされた「Q2」は、新しいLEDヘッドライトが標準装備され、さらに印象的なデザインを特徴とする。
また新たに追加されたアウディ・コネクトサービスと新しい運転支援機能は、その進歩的なキャラクターを明確に示し、運転の楽しさはさらに増している。
ポリゴンを基本原則としたエクステリアデザインは、日常利用およびレジャー向けの堅牢なオールラウンダーとしての特徴を反映している。
フェイスリフトの結果、全長は数mm長くなり4.12mとなったが、全幅1.79mと全高1.54mは同じ。
0.31の空気抵抗係数(スポーツサスペンション搭載車)は、セグメントにおける最高値。
アウディのデザイナーは、従来からフロントとショルダーラインを特徴付けているポリゴンのモチーフをリアエンドにも採用。バンパーには大きな5辺のポリゴンが組み込まれたディフューザーインサートを装備する。
フロントも変更され、ヘッドライト下の表面はより印象的に隆起。八角形のシングルフレームはわずかに低くフロント部分をワイドに表現し、そのインサートにもポリゴンのモチーフが用いられる。
先進的なトリムライン「Sライン」では、ラジエーターグリルとボンネットの間に細長いスリットがあり、ブランドのアイコンである「アウディ スポーツ クワトロ」を連想させる。大きなエアインレットも「Sライン」ではさらなる表現力をもつ。
LEDヘッドライトは標準装備され、マトリックスLEDヘッドライトはオプションとして選択可能。
マトリックスLEDヘッドライトの共用モジュールに取り付けられた7つの個別LEDは、インテリジェントに制御されたハイビームライトを生成。それは他の道路利用者を眩惑することなく常に道路を可能な限り明るく照らす。
菱形の光学部品の後方に設置された10個の発光ダイオードはデイタイムランニングライトを生成し、さらに7個のLEDがダイナミックウィンカーを生成する。
LEDテールライトは2つの仕様から選択可能。マトリックスLEDヘッドライトを装備した場合はリアにもダイナミックウィンカーが搭載される。
さらにヘッドライトとテールライトにはライトシーケンス機能が備わり、車がロックまたはロック解除されたときに注目を集める。
新しい「Q2」のボディカラーには、5つの新色が含まれる。
アウディで初めての色となる"アップルグリーン"の他、"マンハッタングレー"、"ナバラブルー"、"アローグレー"、"ターボブルー"が追加された。
Cピラーのブレードはトリムラインに応じてボディカラーでペイントされるか、"ブラック"、"グレー"、"シルバー"となる。
ボディ下部のアタッチメントは3種類の仕様が設定され、ベースモデルは"ピットドブラック"、「アドバンス」ラインは"マンハッタングレー"、「Sライン」はボディカラー同色となる。
「Q2」のインテリアは、5人の乗客のために広々としている。
インテリアデザインはエクステリアの新しいデザイン言語を反映し、エアベント、ギアレバーノブまたはSトロニックセレクターレバーのデザインが新しくなった。
顧客はベース仕様の代わりに「Sライン」インテリアを選択することもでき、3種類のエクステリアトリムラインと自由に組み合わせることができる。
オプションのアンビエントライティングパッケージプラスを装備すると、インストルメンタルパネルのトリムストリップとセンターコンソールのニーパッドにエレガントなバックライトが付く。
インテリア素材には新たにマイクロファイバー"Dinamica"が加わり、アルカンターラから置き換わる。
アウディはインテリアの装備とカラーを8つのパッケージにまとめ、そのうち4つはベース仕様に、他の4つは「Sライン」インテリアに割り当てられる。
オプション装備もパッケージにまとめられ、これにより構成の概要が分かりやすくなる。エアコン、快適装備、機能性装備、インテリア、インフォテインメント、運転支援機能などすべてのパッケージは顧客の希望に応えるよう構成されている。アウディは将来的にすべてのモデルシリーズでこの戦略を展開し、重要なグローバル市場のそれぞれの好みに合わせて調整する。
インテリアのオプション装備には、サイドボルスターを強調したスポーツシート、高さ調節可能な助手席、2ゾーンオートエアコン、プレヒーターが含まれる。
コンパクトSUV「Q2」のトランクルームは変更なくラゲッジ容量は405リットルあり、リアシートバックを折り畳んだ場合は1,050リットルに拡大する。電動テールゲートとトレーラーヒッチはオプションとして用意される。
操作とディスプレーも、アナログインストルメントクラスターとDAB+を備えた"MMI"ラジオプラスから、12.3インチディスプレーによるアウディ・バーチャルコックピットと"MMI"ナビゲーションプラスまでいくつかのレベルで構成され、センタートンネルコンソールのロータリープッシュボタン("MMI"タッチ)または自然言語ボイスコントロールシステムを介して操作する。
ハードウェアプログラムをまとめるのは、充電機能の有無で2種類の仕様があるアウディ・フォンボックスなどのモジュール。
14個のスピーカー(合計出力705W)を備える"Bang & Olufsen"製プレミアムサウンドシステムは、小型SUVセグメントでは他に類を見ない。
"MMI"ナビゲーションプラスには高速データ通信用のLTEモジュールと、乗員がモバイルデバイスを接続するために使用できるWi-Fiホットスポットが含まれる。
最上位のインフォテインメントシステムは、オンライン交通情報を含むアウディ・コネクトサービスを「Q2」に導入。アウディ・コネクトエマージェンシー&コールとアウディ・コネクトリモート&コントロールのサービスが新たに追加され、これによりユーザーはスマートフォンの無料アプリ"myAudi"を使用してリモートで車をロックしたり、燃料レベルや航続範囲を確認したりすることができる。データ転送を無効にしたい場合は、"MMI"システムで新しいプライバシーモードを有効にすることができる。
新しい「Q2」に搭載されるエンジンは、3つのTFSI(ガソリン)と2つのTDI(ディーゼル)の計5つ。
ドイツでの発売時に搭載されるのは、パワフルなガソリンエンジン「1.5 TFSI」。この改良された4気筒エンジンは150馬力&250Nmを発生し、NEDCサイクルでの燃料消費は19.61km/L、CO2排出量は116g/km。低負荷と低回転時には効率化システムであるシリンダーオンデマンド(COD)により、2番目と3番目のシリンダーが一時的に非アクティブとなる。
続くTFSIおよびTDIエンジンは、年末までに追加される予定。
すべてのエンジンは、新しい排出基準Euro 6 APに準拠しており、ディーゼルエンジンのツインドーシングテクノロジーはNOx排出量を最小限に抑える。ここでは2つのSCR触媒コンバーター(1つはエンジンの真後ろ、もう1つは車の床に配置)が連携して機能し、それらは異なる動作状況をカバーし互いに補完する。
「1.5 TFSI」ガソリンエンジンを搭載した「Q2」は、標準で6速マニュアルトランスミッションが組み合わされ、オプションとして7速Sトロニック(デュアルクラッチ)を選択可能。
四輪駆動のクワトロシステムは一部のエンジン仕様に設定される。エンジントルクの一部または全部を必要に応じて後輪に伝達するマルチプレートクラッチは新世代のもの。これは旧型よりも約1kg軽く、ベアリングやオイル供給などさまざまなディテールの改良により効率が向上している。
コンパクトな「Q2」のキャラクターは、ベースグレードであってもスポーティーで俊敏。
ステアリングの舵角が大きくなるにつれ徐々にダイレクトになるプログレッシブステアリングが標準装備され、コーナリング中やワインディングロードでの操縦性と車の動作を向上させる。
アウディはリクエストに応じて、車高が10mm低くなるスポーツサスペンションを提供。
サスペンションにはダンパーコントロールがあり、快適さとダイナミズムのレンジがさらに広がる。
またアウディ・ドライブセレクト(ハンドリングシステム)が含まれる。
ホイールとタイヤの選択肢は、16インチホイール&205/60タイヤから始まり、トップレンジは"Audi Sport"の19インチホイール。また3種類の新しいホイールデザインが提供される。
「Q2」は約150mmの最低地上高により、軽度のオフロード地形でもよく機能し、ESCスタビライゼーションコントロールにはオフロードモードが統合されている。
「Q2」の運転支援システムは、フルサイズクラスから直接提供される。
標準のアウディ・プレセンスフロントシステムはレーダーを用いて車の前方領域を監視し、事故を回避したり重大度を低減。
車線逸脱警告も標準装備される。
オプションのシステムは"ドライブ"と"セーフティー"および"パーク"のパッケージに細分され、パークアシストパッケージにはリアビューカメラとパーキングシステムプラスが含まれる。さらにアップグレードとして駐車スペースに車を自動的に出し入れすることができるパークアシストを追加可能。
セーフティーアシストパッケージには、サイドアシスト、リアクロストラフィックアシスト、アウディ・プレセンスベーシック、アウディ・プレセンスリアシステムが含まれる。
ドライブアシストパッケージには、"MMI"ナビゲーションプラス、アウディ・バーチャルコックピット、Sトロニックと組み合わせて利用可能な新しいハイエンドシステムのアダプティブクルーズアシストが含まれる。
ドライバーは多くの状況でアダプティブクルーズアシストに車線内での加速や減速およびステアリング操作を引き継がせるオプションがあり、横方向のガイダンスを維持するためにドライバーはシステムの一部であるキャパシティブステアリングホイールに軽く触れるだけで注意を払っていることを証明できる。
アダプティブクルーズアシストはすべての速度域で作動。カメラベースの交通標識認識と組み合わせると、特定の状況、例えばタウンサインに近づくと車が自動的に減速する。その後より高い速度が再び許可されると「Q2」はすぐに加速する。
新しい「アウディ Q2」のヨーロッパ市場での先行販売は2020年9月に開始される。
ドイツでのスタート価格は約25,000ユーロ。「1.5 TFSI」エンジンを搭載したモデルのベース価格は27,196.64ユーロ。
市場導入時には専用装備を備えたスペシャルモデル"エディション 1"が設定される。
ボディカラーは"アップルグリーン"または"アローグレー"でペイントされ、グレーカラーのコントラストペイント仕上げとなる"S line"バンパーと大きなルーフエッジスポイラーがアクセントを加える。
サイドミラーキャップやアウディリングなどはブラックカラーのペイント仕上げ。
さらにマトリックスLEDヘッドライト、"Audi Sport"による19インチホイール、スポーツサスペンションがエクステリアをさらに際立たせる。
インテリアは「Sライン」インテリアが特徴。ヘッドライニングはブラック・ファブリック製。ブラック・アーティフィシャルレザー製シートにはロックグレー・コントラストステッチが施される。
ドアシルにはイルミネーション付きアルミニウム製パネルが採用され、ペダルとフットレストはステンレススチール製。スポーツレザーステアリングホイールはフラットボトム形状。
装備をまとめるのは、アンビエントライティングパッケージプラスとバックライト付きトリム。
Audi ディーラーモデル 1/43 アウディ Q2 クアンタムグレー