Audi SQ7 TFSI [2021]

2020/07/19
19:07

アウディが発表した、新しい「アウディ SQ7 TFSI」。

新しいTFSIエンジンを搭載し、ハイパフォーマンスSUVセグメントの世界的なトレンドであるスポーティーなガソリンエンジンに対応。
「4.0 TFSI」エンジンは優れた性能を実現する。
さらにスポーツエアサスペンションや全輪操舵など多くのハイテクコンポーネントを備え、新しいコネクティビティや運転支援機能も提供。
ヨーロッパ市場では2020年秋に発売される。

パワフルでハイテクなエンジンは、ツインターボチャージャー付き4リッターV8 TFSI。
シリンダーオンデマンド（COD）システムは、適度な負荷の走行中に一時的に4気筒を非アクティブ化し燃料消費を削減する。
2つのツインスクロールターボチャージャーは、背圧を低減しガス交換サイクルを最適化して燃焼室の充填を改善。ターボチャージャーは90度V型のシリンダーバンク内側に搭載され、低回転域でも短いガス経路による自発的なレスポンスが得られる。
エキゾーストシステムには2つのモード制御アクチュエーターがあり、8気筒のサウンドを変調。
アクティブエンジンマウントの振動コイルは、エンジンと逆位相の振動を生成することにより身体への振動の伝達を最小限に抑える。

最高出力： 507馬力
最大トルク： 770Nm
燃料消費： 8.33km/L
CO2排出量： 276g/km

トランスミッションは、8速ティプトロニック（電子制御AT）。
ドライブトレーンは、クワトロシステム（四輪駆動）。

0-100km/h加速： 4.1秒
80-120km/h加速： 3.8秒
最高時速： 250km/h

スポーティーな2つのシャシーコンポーネントは標準装備される。
アダプティブエアサスペンションはダンパーコントロール付き。
オールホイールステアリングは低速域では後輪を前輪と反対方向に最大5度回転し、俊敏性が向上し、最小回転半径が減少。時速60km/h以上の高速域では後輪を前輪と同方向にわずかに回転させ、高速時や車線変更の際の安定性を向上させる。

高度なサスペンションパッケージには、電気機械式アクティブロールスタビライゼーション（eAWS）というもう一つの非常に効果的なモジュールが含まれる。
直進走行時に電気モーターを介してスタビライザーを作動させるこのシステムは、高いレベルの乗り心地を提供。また高速コーナリング時には横揺れを抑える。
このパッケージには高速コーナリング中に必要に応じて後輪間のトルクを制御するスポーツディファレンシャルも含まれ、これによりハンドリングはさらに正確で俊敏になる。

ほぼすべての制御されたシャシーシステムは、電子シャシープラットフォーム（ECP）と呼ばれるセントラルコントローラーにより相互接続される。
ドライバーはこのような緊密な相互作用を最高のハンドリング精度として体験できる。
アウディ・ドライブセレクトでは、"コンフォート"、"オート"、"ダイナミック"、"エフィシェンシー"、"オールロード"、"オフロード"、"インディビジュアル"の7つのプロファイルから選択可能。

標準装備されるホイールは、20インチ。
オプションとして最大22インチのホイールを選択することができる。

ブレーキシステムの特長は、フロントの400mm径ディスクと"S"バッジ付きブラック・キャリパー。
オプションとして特に強力で耐久性のあるカーボンファイバーセラミックブレーキディスク（フロント＆リア）が設定され、この場合ブレーキキャリパーはアンスラサイトグレーカラーとなる。

テクノロジーパッケージを完成させるのは、インフォテインメント、コネクティビティ、運転支援システムの新機能。
これらは運転と駐車をより簡単で快適にする。

新しい「アウディ SQ7 TFSI」は、今秋にヨーロッパでの市場導入が始まる。
ドイツでのベース価格は、93,287.40ユーロ。