Audi A6 Avant TFSI e quattro [2020]

2020/04/30
18:46

アウディが発表した、「アウディ A6 アバント TFSI e クワトロ」。

美しいフルサイズステーションワゴン「A6 アバント」に追加された新しいプラグインハイブリッドモデルは、「2.0 TFSI」エンジンとクワトロドライブを装備しシステム出力は367馬力を発生。
WLTPに準拠した電気のみでの航続距離は最大51km。

「A6 セダン」に続きプラグインハイブリッド（PHEV）として発売された「A6 アバント TFSI e クワトロ」は、予測運転戦略を備えたインテリジェントなドライブ管理により、より長いEV航続距離と低燃費およびダイナミックなパフォーマンスを実現。
"S line"エクステリアパッケージ、アウディ・バーチャルコックピット、マトリックスLEDヘッドライト、スポーツサスペンション、スポーツシートなど幅広く標準装備される。

駆動コンセプトは、ターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジン（252馬力＆370Nm）と、分離クラッチと一緒にトランスミッションに組み込まれた強力な電気モーター（105kW/143馬力＆350Nm）の組み合わせ。
最大500Nmのシステムトルクは、わずか1,250rpmで発揮される。

最高出力： 367馬力
最大トルク： 500Nm @ 1,250rpm
燃料消費： 52.63km/L
電力消費： 5.68km/kWh
CO2排出量： 44g/km

トランスミッションは、7速Sトロニック（デュアルクラッチ）。
ドライブトレーンは、ウルトラテクノロジー付きクワトロシステム（四輪駆動）。

0-100km/h加速： 5.7秒
最高時速： 250km/h
最高時速（電気モード）： 135km/h

WLTPサイクルによる電気のみでの航続距離は最大51km。
このため、ドイツでカンパニーカーとして使用する場合には課される税金が50%減税される。

アウディのPHEVモデルの駆動コンセプトは、ユーザーが日常の運転のほとんどを電気のみで行うことが出来るよう設計されているため、ローカルエミッションはゼロとなる。
駆動モードは、完全電気駆動の"EV"、エンジンとモーターを効率的に組み合わせる"ハイブリッド"、利用可能なエネルギーを節約する"ホールド"の3種類から選択可能。

"ハイブリッド"モードでは予測動作戦略により、最大の効率性と最大限の電気駆動が保証される。
それはドライブシステムを制御して目的地到着前の最終段階を完全電気モードでカバーできるようにし、必要に応じてエンジンを介してバッテリーを事前に充電する。
走行中の段階での詳細な計画は予測効率アシストによって実行され、ナビゲーション、オンライン交通情報、ユーザーの運転スタイル、カメラやレーダー等の車両センサーなど大量の情報を使用。ドライブ管理を計画し、エンジンを停止したフリーホイールやコースティング回生を実行する。

ユーザーはmyAudiアプリを使用して、出発前の充電や乗車前の車内温度調整も管理できる。
エアコンシステムは電気駆動コンポーネントからの廃熱を使用する高効率のヒートポンプと連携して動作する。
標準のMode3ケーブルを使用すると、最大7.4kWの出力をもつ公共充電ステーションで「A6 アバント TFSI e クワトロ」を充電可能。
リチウムイオン電池の満充電にかかる時間は約2時間半。
外出中は"Audi e-tron"充電サービスがヨーロッパ24か国の14万を超える充電ポイントへのアクセスを提供し、myAudiアプリには充電設備の場所を示すルートプランナーが装備されている。

車両後部に配置されたリチウムイオンバッテリーは、14.1kWhのエネルギーを貯蔵。
フラットで便利なラゲッジスペースを提供するよう統合され、段差のないフロアは大きくかさばる荷物でも簡単に積み込むことができる。
ラゲッジ容量は標準で405リットル、後部座席の背もたれを倒した場合は最大1,535リットルに拡大する。

エレガントでスポーティーなデザインの「A6 アバント TFSI e クワトロ」には、"S line"エクステリアパッケージ、ブラック・スタイリングパッケージ、ブラック・エクステリアミラー、プライバシーガラスが標準装備され、特にダイナミックなエクステリアを実現。
マトリックスLEDヘッドライト、スポーツシート、4ゾーンオートエアコン、アウディ・バーチャルコックピット、スポーツサスペンション、19インチホイール、レッド・ブレーキキャリパーも標準装備される。

新しいプラグインハイブリッドステーションワゴン「アウディ A6 アバント TFSI e クワトロ」のベース価格は、71,940ユーロ。