Audi e-tron S line [2019]
- 2019/12/06
- 19:00
![Audi e-tron S line [2019] 001](https://blog-imgs-132.fc2.com/a/u/d/audiwp/20191204074936b84s.jpg)
![Audi e-tron S line [2019] 002](https://blog-imgs-132.fc2.com/a/u/d/audiwp/20191204074938755s.jpg)
![Audi e-tron S line [2019] 003](https://blog-imgs-132.fc2.com/a/u/d/audiwp/20191204074939cc1s.jpg)
技術的なアップデートが施された、「アウディ e-tron」。
アウディ初の量産電気自動車は、最適化された駆動システムハードウェアとソフトウェア調整の組み合わせにより効率性能が向上。
その結果「e-tron」のすべての仕様は、WLTPサイクルでの航続距離が25km増加した。
また新しい「Sライン」エクステリアパッケージは、エクステリアにさらなるダイナミックさを提供する。
新しいモデルは、現在ヨーロッパで販売が開始されている。
アウディの「e-tron」開発に取り組むエンジニアは、すべての細部が重要であるとの原則から、航続距離をさらに拡大することに成功。
新しい仕様の「アウディ e-tron 55 クワトロ」は、満充電で最大436km(WLTPサイクル)を走行可能。これは従来よりも25km増加している。
エンジニアは新しいタイプのホイールブレーキにより残留ブレーキトルクのさらなる削減を実現。
これはブレーキパッドがブレーキディスクに近接した結果として生じる損失を指す。
駆動システムもより効率的となった。
通常の運転ではリアアクスルの電気モーターが推進力を提供。
多くの最適化によりフロントの電気モーターはほぼ完全に切り離され、電力供給が停止。
ドライバーがより多くのパワーを要求した場合のみ両方の電気モーターが作動する。
非同期モーターの概念の主な利点である電力損失や抵抗損失なしでの作動は、結果としてさらに効果的となる。
また高電圧バッテリーの使用可能領域も増加した。
「e-tron 55 クワトロ」のバッテリーの総容量は95kWhで、ユーザーは正味86.5kWhの容量を利用可能。
エンジニアは冷却機能も改善した。
4つの個別の回路で構成される柔軟性の高い熱管理システムは改良され、高電圧コンポーネントの温度はさらに効率的に調整される。
冷却液回路内の流量体積が減少しているため、ポンプの消費電力は少なくなった。
洗練された冷却システムにより、急速なDC充電、長いバッテリーライフサイクル、および高負荷下でも再現可能なパフォーマンスが保証される。
標準的なヒートポンプは高電圧バッテリーからの廃熱を利用して室内を暖かく保ち、これにより航続距離は最大10%(外気温による)向上する。
改善された革新的なエネルギー回生システムは、全体の航続距離の最大30%に貢献。
「e-tron」はドライバーがアクセルから足を離した際のコースティング回生、ブレーキペダルを踏んだ際のブレーキ回生の2つの方法でエネルギーを回収できる。
どちらの場合も電気モーターは発電機として機能し、運動エネルギーを電気エネルギーに変換。
日常運転での減速動作の90%以上となる最大0.3Gの減速時に、高電圧バッテリーは発電機として機能する電気モーターにより充電される。
回生システムはコースティングモードとブレーキ時の両方で、前後の電気モーター間のエネルギー回生量の可変調整を提供。
コースティング回生の程度はステアリングホイールのパドルを操作することで3段階に調整することができ、調整幅が大きくなったことでドライバーはより顕著なワンペダル操作を選択できるようになった。
時速100km/hでブレーキをかけた場合に「e-tron」は最大300Nmおよび220kWまで回生することができ、これは稼働エネルギー入力の70%以上に相当する。
新しいオプショントリムとなる「Sライン」エクステリアパッケージは、「e-tron」のスポーティーなDNAを強調。
パッケージには20インチホイールとスポーツエアサスペンションが含まれる。
より明確に輪郭が描かれたバンパーには、より大きくより表現力のあるエアカーテンがサイドにあり、空気の流れを改善。それはヘッドライトの下に伸び、遠くからでも視覚可能なダイナミックさを作り出す。
"S line"エンブレムはラジエーターグリルを飾り、イルミネーション付きアルミニウム製ドアシルトリムには"S line"ロゴが印される。
標準装備のフロントスポイラーと印象的なリアディフューザーは「e-tron」の空力性能に貢献。
ベースモデルとは対照的に、「Sライン」エクステリアのホイールアーチトリム、ドアシル、バンパー、エクステリアミラーを含むアタッチメントはボディカラーにペイントされる。
オプションのブラック・スタイリングパッケージは、シングルフレーム、サイドウィンドウ、バンパーにアクセントを加える。エクステリアミラーハウジングもオプションでブラックとすることができる。
新しく製造されたモデルは、すべて技術的なアップデートの恩恵を受ける。
「e-tron 55 クワトロ」の価格に変更はなく、ベース価格は80,900ユーロ。
新型車種「アウディ e-tron スポーツバック」の市場導入時には、アウディは2番目のモーター仕様を提供する。
「e-tron 50 クワトロ」はSUVとスポーツバッククーペの両方に設定され、その性能は最高出力230kW、最大トルク540Nm。
電力消費量は、WLTPで4.63km/kWh、NEFZで4.67km/kWh。CO2排出量は、0g/km。
「e-tron 50 クワトロ」の0-100km/h加速は6.8秒、最高時速は190km/h。
バッテリーは27個のモジュールで構成され、各モジュールには12個の角柱型セルがある。このシステムは「e-tron 55 クワトロ」のシステムよりも約120kg軽量で、総容量71kWh(正味64.7kWh)を提供。
「アウディ e-tron 50 クワトロ」のWLTPサイクルによる満充電の航続距離は最大336km。「アウディ e-tron スポーツバック 50 クワトロ」は、その流線型のボディのおかげで最大347kmに達する。
ベース価格は、「アウディ e-tron 50 クワトロ」が69,100ユーロ、「アウディ e-tron スポーツバック 50 クワトロ」が71,350ユーロ。また両モデル共にドイツで提供されている電気自動車購入補助金制度の対象となる。
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