Audi RS Q3 Sportback [2020]
- 2019/09/28
- 18:39
![Audi RS Q3 Sportback [2020] 001](https://blog-imgs-132.fc2.com/a/u/d/audiwp/201909281221308f2s.jpg)
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アウディスポーツが発表した新型車種、「アウディ RS Q3 スポーツバック」。
「RS Q3」に追加された「RS Q3 スポーツバック」は、まったく新しい進歩的なSUVクーペクロスオーバー。
スポーツコンパクトSUVクーペは、卓越したパフォーマンス、壮健なデザイン、最大限の有用性を提供する。
逞しいエクステリアデザインは強力な性能の代名詞であり、その美徳はデザインにも反映される。
コントラストカラーのフレームがないシングルフレームはさらにシャープな印象を与え、立体的なハニカム構造のグロスブラック・グリルは大きなサイドエアインレットを備えたRSバンパーに深く押し込まれている。
バンパーの印象的なブーメラン型のブレードは「RS Q3」専用にデザインされ、RSの遺伝子はシングルフレームラジエーターグリル上のフラットなスリットにも現れている。
「RS Q3」にはLEDヘッドライトとLEDテールライトが標準装備され、オプションとしてダイナミックインジケーターとRS専用のダークトリムを備えたマトリックスLEDヘッドライトも選択可能。
クーペのようなシルエットのルーフラインは下向きに傾斜しており、全高は「RS Q3」よりも45mm低い。
立ち上がったショルダーラインは「RS Q3」よりもさらに低く設定され、全体の視覚的重心を低下。そのためボディはさらに筋肉質になり、ホイールは大きく見える。
顕著なホイールアーチは「Q3」と比べて10mm幅広く、パフォーマンスの向上を強調している。
リアのデザインも非常に力強い。
低いリアウィンドウとRS専用のグロスブラック・スポイラーリップ付きルーフエッジスポイラーは「RS Q3」よりもさらにワイドな印象を与え、低いルーフラインは強くフラットに傾斜したDピラーに達する。
新世代の「RS Q3」は初めてデュアルブランチRSエキゾーストシステムを搭載し、両サイドに大きな楕円形のテールパイプとクローム・トリムを備える。
このエキゾーストシステムはRS専用バンパーに包まれ、リアディフューザーとグロスブラック・ホリゾンタルブレードで飾られる。ホリゾンタルブレードはオプションとしてマットアルミニウムも選択可能。
新しい「RS Q3」のボディカラーは、RS専用色となる"キャラミグリーン"と"ナルドグレー"を含む全8色。
また"Audi exclusive"プログラムによるカスタムカラーも可能。
"グロスブラック"スタイリングパッケージは標準装備され、フロントブレード、リアバンパー、ウィンドウトリム、サイドシルインサートにハイライトを与える。
これらのパーツはオプションとしてアルミニウムルックに変更することも可能。
また"グロスブラック"スタイリングパッケージとの組み合わせでのみ、フロント&リアのアウディリングと"RS"ロゴをブラック仕上げとすることができる。
エンジンは、ターボチャージャー付き2.5リッター直列5気筒 TFSI。
このモダンクラシックな「2.5 TFSI」ユニットによって、アウディスポーツは9年連続で『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー』を受賞。
新しい「RS Q3」では、排気量を2,480ccのまま変更せずに先代と比べて17%も大幅に出力を向上させている。
最高出力 : 400馬力
最大トルク : 480Nm @ 1,950~5,850rpm
燃料消費 : 11.36km/L
CO2排出量 : 202g/km
全長が50cm未満と非常にコンパクトな「2.5 TFSI」は、従来型より26kg軽量。
アルミニウム製クランクケースは単体で18㎏削減され、入念な対策により内部摩擦の低減と同時に出力を増加させている。
シリンダーライナーはプラズマコーティングが施され、クランクシャフトのメインベアリングは直径が6mm小型化。
クランクシャフトは中空により1kg軽量化され、アルミニウム製ピストンにはオイル冷却用の統合されたチャネルが備わる。
コールドスタート直後の短いウォームアップ段階では、切り替え可能なウォーターポンプがシリンダーヘッド内の冷却液の循環を停止。このためエンジンがより早く動作温度に達し、摩擦係数低下と燃料消費量削減を実現する。
「2.5 TFSI」は1-2-4-5-3番の点火順序と奇数シリンダーにより、非常に独特なリズムとユニークなサウンドを生み出す。
RSエキゾーストシステムは5気筒エンジンの特徴的なサウンドを際立たせ、オプションのブラック・テールパイプ付きRSスポーツエキゾーストシステムは紛れもないサウンドをさらに強調する。
トランスミッションは、7速Sトロニック(デュアルクラッチ)。
ドライブトレーンは、クワトロシステム(四輪駆動)。
マルチプレートクラッチは必要に応じて前後車軸間のトルクを分配し、ホイールセレクティブトルクコントロールは安全で俊敏なハンドリングを実現する。
0-100km/h加速 : 4.5秒
最高時速 : 250km/h
最高時速(オプション) : 280km/h
アウディ・ドライブセレクトは、クワトロシステム、ステアリング、サスペンション、Sトロニック、エンジン特性とサウンドなどを統合制御。
選択した装備に応じて、これらを"コンフォート"、"オート"、"ダイナミック"、"エフィシェンシー"、"インディビジュアル"、さらに新しいRS専用モードとなる"RS1"および"RS2"の6種類から車両特性を変更することができる。
2つのRS専用モードは"MMI"を介して個別に調整と保存ができ、ステアリングホイールの新しい"RS MODE"ボタンを押すことで素早く起動させることが可能。
標準のRSスポーツサスペンションは一貫したスポーティーなチューニングが施され、スポーツコンパクトSUVクーペの卓越したハンドリングに対する基本的な要件を満たす。
車高は「Q3」と比べて10mm下げられている。
アクスルデザインは、フロントがロワウィッシュボーンを備えたマクファーソンストラット式でトレッド幅は1,590mm。リアが4リンク式でトレッド幅は1,583mm。
RS専用に調整されたプログレッシブステアリングは、高速コーナリングでも路面との密接な感触をドライバーに伝える。
オプション設定されるダイナミックシャシーコントロール(DCC)付きRSスポーツサスペンションプラスは、電子制御されるプロポーショナルバルブがダンパーピストンへのオイルの流れを調整。
アウディ・ドライブセレクト(ダイナミックハンドリングシステム)は、オプションのダンパーコントロール付きRSスポーツサスペンションプラスにも影響を与え、センサーが車体の動きを測定する。
RS専用のチューニングが施されたダンパーは路面の状態と運転状況に応じて調整され、サスペンションはミリ秒単位で各ダンパーに最適な減衰力を提供。その結果ドライビングダイナミクス、正確な安定性、俊敏なハンドリングと共に一層の快適さをもたらす。
標準装備されるホイールは20インチ。またコンパクトな高性能SUVで初めて、アウディスポーツはさまざまなデザインの21インチホイールをオプションとして提供する。
完全に新しい6ポッドRSスチールブレーキシステムは、375mm径のフロントベンチレーテッド&ドリルドディスクと310mm径のリアベンチレーテッドディスクの組み合わせ。ブレーキキャリパーは標準がブラックカラーとなり、オプションとしてレッドカラーも選択可能。
オプション設定される完全新設計のRSセラミックブレーキシステムでは、フロントが380mm径のセラミックブレーキディスクと新開発のアルミニウム製モノブロックキャリパーの組み合わせとなり優れた制動力を提供。キャリパーカラーはグレー、レッド、ブルーの3色から選択可能。リアは310mm径のスチール製ディスクとフローティングキャリパーとなる。
エクステリアと同様に逞しいデザインはドライバー指向のインテリアにも反映され、水平基調のラインに重点を置くことでゆったりとした空間感覚を伝える。
エアコンコントロールユニット、センターコンソール、"MMI"タッチディスプレーはドライバーに対して10度傾けられ、コックピット全体はドライバーを念頭に設計されている。
エンジンを始動するスタートストップボタンは、オプションとしてレッドカラーのリングで飾られる。
RSデザインのアウディ・バーチャルコックピットを備えたインストルメントパネルの構造は、操作コンセプトと完全に調和。
"MMI"タッチディスプレーはハイグロスブラック・ガラスルックのサラウンドスロットを備えており、もう一つの中心的な要素としてシームレスに表示される。
オプションとしてより大型のアウディ・バーチャルコックピットプラスを選択することができ、これにはエンジンが最高回転数に達したときにドライバーにシフトアップを促すシフトライトディスプレーが備わる。また特別なRSディスプレーには、タイヤ空気圧、トルク、出力、ラップタイム、Gフォース、加速度に関する情報も表示される。
ブラック・レザー&アルカンターラ製スポーツシートにはRSエンボス加工が施され、「RS Q3」の壮健なキャラクターを表現。
RS専用のハニカムパターンステッチと統合されたヘッドレストを備えたファインナッパレザー製RSスポーツシートは、「Q3」シリーズに初めてオプション設定される。
コントラストステッチは標準がグロスブラックとなり、オプションとしてレッドまたはブルーも可能。
オプションのRSデザインパッケージはレッドまたはブルーの2種類が設定され、いずれかを選択した場合はステアリングホイールリム、ベルトストラップ、フロアマット、ギアレバーにハイライトが追加される。またステアリングホイールとセレクターレバーはアルカンターラ製となる。
エクステンデッドRSデザインパッケージを選択した場合は、パネルとドアアームレストがレッドまたはブルーのアルカンターラ製となる。
デコラティブインレーは、"アルミニウムレースアンスラサイト"。オプションとして"ピアノフィニッシュブラック"またはカーボンを選択可能。
また初めてインテリア全体を完全なブラックで仕立てることが可能になった。
"Audi Sport"プロジェクション付きエントリーライトは、ドライバーと助手席の乗員を迎える。
"RS"ロゴは、ステアリングホイールとイルミネーション付きフロントドアシルトリムを飾る。
フラットボトム形状のRSスポーツレザーステアリングホイールには新設計のシフトパドルが含まれ、ドライバーがアウディ・ドライブセレクトの"RS MODE"を制御できるマルチファンクションボタンも付く。
アウディ・バーチャルコックピットプラスのRS専用ディスプレーは、自動的に起動する。
新しい「RS Q3」は本格的な5人乗りとして設計されており、スポーティーさと最大限の毎日の利便性を兼ね備えている。
リアシートは標準で前後に130mm動かすことができ、3分割の背もたれは傾きを7段階に調整可能。
ラゲッジ容量は530リットル。背もたれを倒した場合は1,400リットルに拡大する。
新型車種「アウディ RS Q3 スポーツバック」は2019年10月より受注が開始され、ドイツと他のヨーロッパ諸国では2019年末までに販売が開始される。
ドイツでのベース価格は、65,000ユーロ。
Audi純正 アウディ タイヤ&ホイールバッグ 4F0071156 A1 A3 A4 A5 A6 TT Q3