Audi RS 6 Avant [2020]

2019/08/22
18:36

2020年にアメリカで発売される、新しい「アウディ RS 6 アバント」。

アウディ USAは、ハイパフォーマンスワゴン「RS 6 アバント」を北米で初めて発売すると発表。
「RS 6 アバント」は、25年にわたるRSモデルのラインアップにおける絶対的なアイコンの1つ。
最新の「RS 6 アバント」は、アウディスポーツの成功した歴史の次の章を代表するモデル。

エンジンは、ツインターボチャージャー付き4リッターV8 TFSI。

最高出力： 600馬力
最大トルク： 800Nm

トランスミッションは、8速ティプトロニック（電子制御AT）。
最適化されたシフトタイミングと新しいローンチコントロールシステムを備える。

ドライブトレーンは、クワトロシステム（四輪駆動）。
ホイールセレクティブトルクコントロールは、個々のブレーキアプリケーションを介して各車軸全体に追加のトラクションを確保し、ハンドリングの向上に役立つ。
スポーツディファレンシャルは、リアホイール間のトルクを積極的に分配。ほぼすべてのトルクを1つのホイールに向けることができ、コーナリングの俊敏性を高めダイナミックな運転体験をもたらす。

0-100km/h加速： 3.6秒
最高時速： 250km/h

「RS 6 アバント」用の特別なチューニングが施されたサスペンションシステムは、ダンピングコントロール付きアダプティブエアサスペンション。
自動レベルコントロールを含むいくつかのモードを設定することができ、長距離での快適性からハイパフォーマンスまで幅広い選択肢が提供される。

ダイナミックライドコントロール付きRSスポーツサスペンションは、オプションとして選択可能。
このシングルチューブダンパーには3段階に調整可能な可変特性があり、油圧ラインとセントラルバルブにより対角線上にあるショックアブソーバーをリンクする。
これによりピッチトロールを低減しハンドリングを改善させる。

ドライバーは、標準のアウディ・ドライブセレクトシステムにより運転体験をカスタマイズすることができる。
提供されるモードは"コンフォート"、"オート"、"ダイナミック"、"エフィシェンシー"、そしてRS専用の"RS1"および"RS2"の6種類。このRS専用モードはステアリングホイールの"RS MODE"ボタンから直接起動できる。
アウディ・ドライブセレクトは、エンジン、トランスミッション、パワーステアリング、サスペンション、ダイナミックオールホイールステアリング、クワトロスポーツディファレンシャル、エンジンサウンドを統合制御。
"RS2"モードは、ボタン操作のみでエレクトロニックスタビリゼーションコントロール（ESC）に直接影響を与えるために特別に存在する。

プログレッシブステアリングを備えた「RS 6 アバント」は、舵角が大きくなるにつれ反力がより大きくなり正確なステアリングフィードバックを提供。
新開発のパワーアシストはドライバーと路面の関係をダイレクトにし、ダイナミックオールホイールステアリングは操作性と安定性を向上させる。

新しい「RS 6 アバント」のエクステリアデザインは、RS専用のパーツのみで構成されている。
片側40mmずつ拡張された幅広いホイールアーチは、高性能アバントのスポーティーな能力を強調。
新しいRSデザイン言語を備えたシングルフレームグリルは、三次元のRS専用ハニカム構造を持ち、グロスブラックカラーで仕立てられている。
印象的な新しいRSバンパーのサイドエアインレットは、LEDヘッドライトの下端まで延びる。

特徴的なアバントのシルエットは、サイドプロファイル、細く伸びるフロントセクション、長くまっすぐなルーフライン、フラットなDピラーにより定義。
リアはルーフエッジスポイラー、リアディフューザーとグロスブラック・デザインエレメントを備えたRS専用バンパーで構成される。
RSエキゾーストシステムは、クロームカラーのオーバルテールパイプ付き。

洗練されたインテリアは、印象的なRSアクセントとドライバー指向のテクノロジーが含まれている。
アウディの新しい"MMI"タッチレスポンスシステムは、そのブラックパネルデザインによりインテリア構造とユーザーインターフェースをモダンで洗練された方法で融合。
アウディ・バーチャルコックピットには特別なRSディスプレーが備わり、タイヤ空気圧、トルク、出力、エンジン油温、ブースト圧、ラップタイム、加速度、Gフォースに関する情報が提供される。