Audi 2.0 TFSI "Engine of the Year" [2019]
- 2019/05/24
- 20:20
![Audi 2 0 TFSI Engine of the Year [2019]](https://blog-imgs-127.fc2.com/a/u/d/audiwp/20190524194647be9s.jpg)
『インターナショナル・エンジン・オブ・ザ・イヤー』に輝いた、アウディの「2.0 TFSI」エンジン。
重要なカテゴリーである150~250馬力のクラスで、アウディの2リッター4気筒ターボエンジンが成功を収めた。
万能な「2.0 TFSI」エンジンは、純粋なガソリンエンジンとしてだけでなく、プラグインハイブリッドドライブとして、またCNG(圧縮天然ガス)や"Audi e-gas"での運用にも使用される。
1999年以来毎年発表されている同賞は、70人の自動車ジャーナリストからなる国際的な審査員が様々なカテゴリーの中で最高のエンジンを選ぶ。
その4気筒ガソリンエンジンは、開発された中で最も柔軟で用途の広い点を陪審員に評価された。
世界的に有名な同賞で、アウディのTFSIエンジンが受賞するのは15年連続。
2005年から2009年の間は排気量2リットルのカテゴリーで「2.0 TFSI」が受賞し、そして2010年から2018年の間は5気筒の「2.5 TFSI」がより大きな排気量2~2.5リットルのカテゴリーを受賞した。
2019年からはカテゴリーが排気量ベースから馬力ベースに切り替えられた。
TFSIはターボチャージャーと燃料直噴を表し、アウディは2004年にこの組み合わせを量産化した世界初の自動車メーカーとなった。
最初の「2.0 TFSI」は「A3 スポーツバック」に搭載され、アウディはエンジンのダウンサイジング戦略を開始。
2007年に続いた新しい世代の"EA888"はグローバルマーケット向けに設計され、ハンガリー・ジェールや中国・大連などで生産された。
「2.0 TFSI」はエンジンを縦置きする多くのアウディモデルだけでなく、横置き搭載にも適している。
これにはグループのブランドである、フォルクスワーゲン、シュコダ、セアトも含まれる。
また長年にわたり何度も新しい技術が組み込まれ、最新の仕様では特別な効率化技術が採用された。
Bサイクル燃焼プロセスとして知られる技術は特に部分負荷のために設計されており、適度な運転スタイルで「2.0 TFSI」はスポーティーな大排気量エンジンの運動性能を提供しながら小排気量の効率性を達成する。
現在「2.0 TFSI」は多数のアウディ車種の10モデルラインに搭載され、その最高出力は245馬力まで拡張されている。
さらにサクセスストーリーは続き、3月に開催された『ジュネーブ・モーターショー 2019』においてアウディは「Q5」のプラグインハイブリッド仕様を発表。ここでは「2.0 TFSI」はパワフルな電気モーターと組み合わさる。
4気筒エンジンはミッドサイズクラスの「g-tron」モデルにも採用されている。このエンジンはCNG(圧縮天然ガス)または、アウディが持続可能なプロセスを使用して大量生産する"Audi e-gas"を燃料として利用可能。
SEAT LEON TFSI エンブレム