Audi S4 Avant TDI [2020]

2019/05/19
18:54

フェイスリフトされた、新しい「アウディ S4 アバント TDI」。

大幅な改良が施され、よりスポーティーでさらに最先端となった。

エクステリアはブランドの新しいデザイン言語を取り入れ、インテリアの新しい"MMI"タッチディスプレーはスマートフォンで慣れ親しんでいるような操作体験を提供。
エンジンは48Vマイルドハイブリッドシステム（MHEV）を採用し、幅広い電化によって快適性と効率性を向上させる。

「A4」シリーズのSモデルとなる「S4 TDI」は、パワーパッケージとしてV6ディーゼルエンジンを搭載。
「3.0 TDI」は高トルクとスムーズな動作および長距離走行を兼ね備え、パワーとトルクおよび効率性の組み合わせは「S4 TDI」をそのセグメントでユニークなものにしている。

最高出力： 347馬力
最大トルク： 700Nm

トランスミッションは、8速ティプトロニック（電子制御AT）。
ドライブトレーンは、クワトロシステム（四輪駆動）。

0-100km/h ： 4.9秒
最高時速： 250km/h

電動コンプレッサーは、加速時の強力なパフォーマンスと実質的にシームレスなパワー増強を実現。
ターボラグを解消し、あらゆる運転状況で瞬時の応答性を発揮する。
電動コンプレッサーは新しい48Vのメイン電気システムに統合され、マイルドハイブリッドシステムも組み込まれている。
これにより「A4」シリーズの12V電気システムによるマイルドハイブリッドシステムよりも、さらに高い潜在的な効率性を提供。

「S4 TDI」のマイルドハイブリッド技術は、48Vに基づいて展開される次の拡張段階。
12Vのサブ電気システムは、強力なDC/DCコンバーターを介して48Vのメイン電気システムに接続される。
また「S4 TDI」にはマイルドハイブリッドシステムの心臓部として、制動時における最大8kWの回生能力を備えた強力な48Vベルトオルタネータースターターが初めて採用された。

ラゲッジルームの床下にある容量0.5kWhのコンパクトな空冷リチウムイオンバッテリーは、エネルギーマネジメントセンターとして機能。
Sモデルのマイルドハイブリッドシステムは、燃料消費量を100kmあたり最大0.4リットル削減するポテンシャルをもつ。

標準装備されるSスポーツサスペンションは、S専用のセットアップが施されスポーティーな運転感覚を提供。
これはオプションのダンパーコントロール付きSスポーツサスペンションにより、さらに強化することができる。

内外装の多くのデザインディテールは、エキゾーストテールパイプからオプションのアウディ・バーチャルコックピットのSモードまで、Sモデルのユニークなポジションを示している。

新しい「アウディ S4 アバント TDI」は、ヨーロッパでは今月から受注が開始され、ディーラー到着は今秋を予定している。
標準装備として「A4」で人気のある6,400ユーロ相当のオプション装備が付属し、この中にはダイナミックリアインジケーター付きLEDヘッドライト、Sスポーツサスペンション、18インチホイール、"S"ロゴ入りアルカンターラ＆レザー製電動調整フロントスポーツシート、スポーティーな輪郭のバンパーが含まれる。

ヨーロッパ以外の市場では、ターボチャージャー付きガソリン直噴エンジンの「3.0 TFSI」を搭載する。
最高出力は354馬力、最大トルクは500Nmを発揮。
0-100km/h加速は4.9秒、電子的に制御される最高時速は250km/h。