Audi Q3 [2019]
- 2018/07/26
- 18:03
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アウディが発表した、新しい「アウディ Q3」。
成功したモデルの第2世代となる新型は、日常生活に最適なコンパクトSUV。
ハイライトは、大きくなったサイズ、向上した快適性、デジタルディスプレーと"MMI"タッチディスプレーによる新しい操作コンセプト、フルサイズクラスのスマートインフォテインメントとアシストシステム。
素晴らしいオールラウンドの才能を持つファミリーSUVの第2世代は、自信に満ちたデザインだけでなく、豊富なスペース、包括的な適応性、多くの実用的なディテールによりはるかに多くの有用な価値を提供。
アウディの上位モデルと同様にデジタルディスプレーと"MMI"タッチレスポンスを備え、フルサイズセグメントからの多くのインフォテインメント機器はコンパクトSUVをネットワークに接続する。
新しい運転支援システムは、駐車場、市街地、ロングドライブでドライバーをサポートし、これらは更なる開発が施されたサスペンションと共に快適性を高める。
力強さと存在感が増したエクステリアデザインは、従来モデルよりもはるかにスポーティー。
八角形デザインのシングルフレームグリルと大きなサイドエアインレットは勇ましいフロントエンドを特徴づけ、ラジエーターグリルを分割する8本の垂直バーと印象的なフレームはSUVのキャラクターを反映している。
内側に向かって細くなるくさび形のヘッドライトはLED技術を備えた3つの仕様が設定され、ラインアップの最上位はアダプティブハイビームがインテリジェントに路面を照らすマトリックスLEDヘッドライト。
サイドはヘッドライトとテールライトの結びつけるショルダーラインと、力強い筋肉質なホイールアーチが逞しい印象を与える。
「アウディ クワトロ」のDNAからインスピレーションを得たホイールアーチの輪郭はSUVをよりワイドに見せ、コントラストカーラーのホイールアーチトリムはオフロードスタイリングを強調する。
また長いルーフエッジスポイラーや急傾斜したDピラーも前方へ突き進む外観を作り出している。
新しい「Q3」の顧客には、自分の車をカスタマイズするための多くのオプションが提供される。
これにはSUVの外観をさらに強調するボディ下部のペイント仕上げ、スポーティーなバンパーやディフューザートリムを含む"S line"エクステリアなどがある。
ボディカラーは全11色。
インテリアは3つのトリムラインを自由に組み合わせることができる。
ドライバーに向けられたスポーティーなインテリアは、整然としたライン、3Dスタイルの要素などエクステリアのデザインを引き継ぎ、多くの点でブランドのフルサイズモデルを思わせる。
インストルメントパネルは2つのパートに分かれており、上部にはエアベントがあり、シングルフレームのモチーフを持つ下部にはワイドなクロームストリップで囲まれた黒いパネルのような大きな八角形のエリアが組み込まれている。
ハイグロスブラックのトリムは新しい操作コンセプトの中心要素となる"MMI"タッチディスプレーを囲んでおり、下部のエアコンコントロールと同様にドライバー側に10度傾けられている。
ライト機能用のプッシュボタンモジュールは従来モデルのロータリーコントロールから置き換えられ、ステアリングホイール左側のパネルに組み込まれている。
全てのディスプレーやボタン、コントロールは人間工学に基づいて配置されている。
アウディはまた色と素材の新しいコンセプトを開発し、顧客はベーシック、アウディ・デザインセレクション、"S line"インテリアパッケージの3種類から選択可能。
2つのパッケージにはスポーツシートが含まれ、オプションとしてレザー、アーティフィシャルレザー、アルカンターラを組み合わせることができる。
まったく新しいオプションはインストルメントパネルとドアアームレストのアルカンターラ仕上げ。これはボールドオレンジを含む3色が利用可能。
夜には30色から選択可能なコンターアンビエントライティングパッケージ(アウディ・デザインセレクションに標準装備)がセンターコンソールとドアにピンポイントの照明アクセントを設定し、インストルメント下の収納、グローブボックスの"quattro"ロゴ(前輪駆動モデルはアウディ・リング)を照らす。
その他のオプションは2ゾーンエアコン、補助ヒーター、ステアリングヒーター、パノラマガラスサンルーフなど。
フォルクスワーゲングループのモジュラートランスバースマトリックス(MQB)をベースにした新しい「Q3」は、ほぼすべての寸法が大きくなりアッパーコンパクトSUVに位置付けられている。
ボディサイズは、全長4,485mm×全幅1,856mm×全高1,585mm。従来モデルより97mm長く、25mm広くなったが、高さは5低くなっている。
ホイールベースは従来モデルより77mm長い2,680mmとなり、ニールームやヘッドルームおよびショルダールームは更に広くなった。
典型的なSUVスタイルの「Q3」は全方向への視認性に優れており、しかもスポーティーな座席位置を提供する。
これに応じてステアリングホイールは角度がつけられ、オプション設定される電動調整シートは上位カテゴリーと同じ快適性をもつ。
注目の一つはスペースに合わせて可変的に分割可能なリアシート。前後方向には150mm移動させることができ、40:20:40分割の3wayスプリットバックレストは7段階に傾けることができる。
ラゲッジルームの容量はリアシートの背もたれの位置に応じて530リットルまたは675リットル。背もたれを倒した場合は1,525リットルまで拡大する。
ローディングフロアは3段階に調整することができ、高さ748mmのローディングシルは重い荷物の積み込みも容易。パーセルシェルフは必要のないときに荷室の下へ収納することができる。
電動テールゲートはコンビニエンスキーとの組み合わせでキック動作による開閉も可能。
操作及び表示コンセプトは根本から徹底的に見直され、アウディはアナログインストルメントを廃止した。
標準の"MMI"ラジオであっても10.25インチのデジタルインストルメントクラスターが装備され、ドライバーは多機能ステアリングホイールを使用して操作可能。
最初のオプションレベルとなる"MMI"ラジオプラスを選択した場合は追加機能を備えたアウディ・バーチャルコックピットにアップグレードすることができ、スピードメーターやタコメーターに加えてアウディ・コネクトサービスに関する情報やナビゲーションマップを表示することもできる。
"MMI"ラジオプラスにはインストルメントパネル中央の8.8インチのタッチディスプレーも含まれ、最上位の"MMI"ナビゲーションプラスでは加えて10.1インチのタッチディスプレーが搭載される。
10.25インチのアウディ・バーチャルコックピットはオプションとして12.3インチにアップグレードすることもでき、ドライバーはスポーティーな新しいモードなど3種類の異なる表示モードを呼び出すことができる。
さらに"MMI"ナビゲーションプラスには新しい自然言語ボイスコントロールが付属し、システムは自由な構造の言葉づかいを理解する。
インテリジェントに接続されるインフォテインメントとアウディ・コネクトは、ここでもコンパクトクラスのSUVに新しい基準を設定する。
「Q3」の"MMI"ナビゲーションプラスは上位クラスと同じ機能を持ち、例えばナビゲーションシステムは以前の走行に基づいてドライバーの嗜好を認識し適切なルート提案を行う。
このルートは車内での計画と並行して、デジタルナビゲーションマップと位置情報サービスを提供する"HERE"のサーバー上で計算された交通状況全体のリアルタイムデータを活用する。
最上位のインフォテインメントシステムに標準装備されるアウディ・コネクトは理想的な方法でナビゲーションを補完。
データ転送モジュールはLTEアドバンスド規格をサポートし、車両に永続的にインストールされているSIMカードを介してほぼすべてのヨーロッパ諸国でアウディ・コネクトサービスを提供する。
このサービスにはオンライン交通情報、POI検索、駐車場やガソリンスタンドに関する情報が含まれ、必要に応じて空車状況や価格もナビゲーションマップに直接表示される。
「Q3」はこれらの機能の一部としてブランドの車両の群知能を利用する。適切に装備された車両は駐車場に出入りすると報告し、選択された地域の駐車スペースの利用可能性に関する予測を表示。また濃霧やブラックアイスなどの危険な場所を互いに警告し、現在の制限速度を報告する。
アウディ・コネクトにはメディアストリーミング、オンラインニュース、Twitterやメールボックスへのアクセスも含まれ、モバイル機器のためのWi-Fiホットスポットも提供される。
オプションのアウディ・コネクトナビゲーション&インフォテインメントプラスにはGoogleアースなど革新的なサービスも含まれ、高解像度の衛星画像によるリアルな表示やヨーロッパの多くの主要都市の新しい詳細な3Dモデルが提供される。
ハイブリッドラジオも含まれ、受信信号の強度に応じてFM、DAB、オンラインストリームの切り替えが自動的に行われる。
またこのオプションによりボイスコントロールは車両に保存されたデータだけでなく、すでに「A8」で公開されているクラウドの詳細な知識にも対応する。オンラインの相互作用は検出と結果の両方の精度を向上させ、特定の目的地を簡単に見つけることができる。
多くのアウディ・コネクト機能はmyAudiアプリに組み込まれ、顧客のスマートフォンを接続することで例えばナビゲーションルートをシームレスに読み込むことができる。またミュージックストリーミングやカレンダーの転送がサポートされ、スマートフォンのmyAudiアプリから遠隔で車のロック操作や現在の車両状況を調べたりオプションの補助ヒーターを操作することもできる。
インフォテインメントを補完する装備は、スマートフォンを車両のアンテナにリンクし誘導充電も行うアウディ・フォンボックス、モバイル機器の音楽を車内で再生するための2つのUSBポート(一つは最新のType C)、後席用の2つのUSBポートと12Vソケット、iOSとAndroidのスマートフォンをリンクしApple CarPlayまたはGoogle Android Autoの環境を"MMI"ディスプレーに表示するアウディ・スマートフォンインターフェースなど。
バーチャル3Dサウンドを備えた"Bang & Olufsen"製プレミアムサウンドシステムは、インストルメントパネルに4つとDピラーにそれぞれ1つのスピーカーを追加し15のラウドスピーカーは合計出力680Wを生成。アウディがフラウンホーファー研究機構と協力して開発した特別なアルゴリズムはサウンドに大きな幅と深みを与える。
利便性と安全性を高める運転支援システムも同クラスのトップに位置している。
ハイライトとなるアダプティブクルーズアシストはSトロニックトランスミッションとの組み合わせによりオプションで選択可能。アダプティブスピードアシスト、交通渋滞アシスト、アクティブレーンアシストの機能が備わり特に長距離走行での快適性が大幅に向上する。
同じことは車線変更警告にも当てはまり、リアの2つのレーダーセンサーが死角にある車両や後方から素早く接近する車両を検出すると関連する側のエクステリアミラーに警告LEDが点灯する。
パークアシスト機能は自動的に駐車スペースへの出入りを行う。ドライバーはアクセルとブレーキおよびシフトギアの操作をするだけで簡単に駐車が完了する。
ドライバーが縦列駐車や狭い入口から出入りしたい場合はクロストラフィックアシストが有効になり、システムは2つのレーダーセンサーを使用して車両後方を監視し危険な状況をドライバーに警告する。
4つの360°カメラは別の便利な機能を提供。10km/h以下の速度で動いているときに大型のインフォテインメントディスプレーに車両の周囲が表示され、ドライバーはバーチャルバードアイビューやバックカメラビューおよびフロント&リアの180°パノラマビューの様々な表示を切り替えることができ縁石の近くまで正確に操縦することができる。
アウディ・プレセンスフロント(フロントセーフティーシステム)は標準装備。これはレーダーを使用して歩行者や自転車およびその他の車両がかかわる重大な状況を検出し、ドライバーに視覚的、聴覚的、触覚的な警告を発したうえで必要に応じて緊急ブレーキを開始する。
標準装備には車線逸脱警告も含まれ、これは約60km/h以上で作動し車両が不用意に車線を外れることを防止。ドライバーがウィンカー操作なしに車線を横切った場合にはシステムが正しいステアリング操作をアシストする。
新しい「Q3」の発売開始時に設定されるエンジンはガソリン3種類とディーゼル1種類。
パワフルで洗練され多効率的なエンジンはすべてターボチャージャー付き直列4気筒で、その出力は150馬力から230馬力。
トランスミッションは6速マニュアルまたは7速Sトロニック(デュアルクラッチ)。
ドライブトレーンは前輪駆動またはクワトロシステム(四輪駆動)。
クワトロシステムはオフロードでも最適なトラクションと最高の安定性を備えた優れた運転の喜びを提供する。
オプションのヒルディセントコントロールはボタン操作により有効となり、急勾配の下り坂で設定された速度を維持する。
新しい「Q3」のサスペンションは、市街地での操縦性、曲がりくねった道での機敏さ、高速道路でのバランスなど幅広い状況で真価を発揮。
従来モデルのスポーティーなキャラクターは残されているものの明確な一歩を踏み出しており、長くなったホイールベースにより凹凸のある路面も容易となる。
運転状況や道路状況およびドライバーの好みに応じて「Q3」の特性を変えることができるアウディ・ドライブセレクト(ダイナミックハンドリングシステム)はオプション設定される。コンフォートからスポーティーまで6つの設定はスロットルレスポンス、ステアリング、シフト特性から、オプションのダンパーコントロール付きサスペンションまで影響を与える。
"S line"エクステリアパッケージに標準装備されるスポーツサスペンションは、スプリングとダンパーのチューニングが引き締まる。またプログレッシブステアリングのレシオは舵角の増加に伴いよりダイレクトになり敏速なステアリングを大幅に強化する。
アクスルの構造はフロントがマクファーソン式、リアが洗練された4リンク式。トレッド幅はそれぞれ1,584mmと1,576mm。
標準装備されるホイールはエクステリアトリムに応じて17インチまたは18インチ。オプションとして最大20インチも選択可能。
主な標準装備は、デジタルインストルメントクラスター、"MMI"ラジオ、Bluetoothインターフェース、マルチファンクションレザーステアリングホイール、エアコン、LEDヘッドライト、前後方向と角度の調整が可能なリアシート、多くの収納スペースを装備した高さ調節可能なローディングフロア、車線逸脱警告、アウディ・プレセンスフロント、ライト&レインセンサー、アジャスタブルスピードリミッターなど。
新しい「アウディ Q3」はハンガリー・ジェールで生産される。
ドイツでの販売開始は今秋。
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